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馬場田晃一

介護のいらない体づくり・健康へ導く音楽健康指導のプロ

馬場田晃一(ばばたこういち) / 介護福祉施設の運営

ケアホーム カナン(株式会社カナン)

コラム

~家でもできる介護予防・嚥下機能編~飲み込む力を鍛える

2020年3月10日 公開 / 2020年5月14日更新

テーマ:介護 食事 誤嚥 介護 予防 認知症予防

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 介護予防 プログラムダイエット 運動


音楽健康指導士の馬場田です。閲覧いただきありがとうございます。

今日はうたと音楽の力で介護のいらない身体へ大逆転と題し、嚥下機能編をお届けします

最近、飲食の際に飲み込みがうまくできなくなってきたと感じることはありませんか?

飲み込みの力には嚥下機能が関係しています。嚥下機能が弱くなるほど、この飲み込む力も弱くなっていきます。嚥下機能が衰えることで、むせや誤嚥性肺炎へつながることもあります。

ではどのように自分の嚥下機能を計測したらよいのか?

コラムを読んでいただいている方も、ぜひ試してみてください。

※この方法は、専門家監修のもと一般社団法人日本音楽健康協会様の音楽健康指導士養成講座にて実際に指導されているものです。
詳細は下記のリンクよりご覧ください
https://www.onkenkyo.or.jp/course.html

【飲み込む力の計測の仕方】



⓵「先ず、1分間に唾液を何回飲み込めるかやってみましょう!」
 
何回飲み込むことができましたか?

嚥下機能を鍛えることで、唾液を飲み込める回数も増えていきます。
     

【飲み込む力を鍛える】


ではなぜ、歌が飲み込む力と関係しているのか検証してみましょう。下記の動画よりご覧いただけます。



②「先ず自分の喉仏に手を当てたまま、高い声を出してみましょう」

「あ~」と高い声を出したとき、喉仏が上に動いているここと確認します。

続けて手は喉仏に当てたまま、
③「あ~」と低い声を出してみましょう
この時喉仏は、下に動いています。

④確認しづらい方は「あ~↑(高い声)あ~↓(低い声)」連続してやってみましょう。

確認することができましたか?

⑤確認することができたら次は手を喉仏に当てたまま、唾液をごっくんと飲み込んでみましょう。
このときも、喉仏が上から下に動いたことを感じていただけたと思います。

うたを歌うことで高い声低い声の使い分けにより、自然と飲み込む力・嚥下機能が鍛えられているのです。

このように、音楽健康セッションではただ身体を動かすだけではなく、音楽に合わせて歌うことで身体と嚥下機能両方の予防にもつながっているのです

初めてセッションを受けられる方には、必ずこの説明を行っています。

いつまでも元気に、美味しいものを食べていたいですね。
うたと音楽の力で介護のいらない身体へ大逆転一緒に楽しく健康になりましょう!
セッションの様子を写真を添付しています。ぜひご覧ください 

下記のコラムも好評です
口の役割と介護予防との関係

この記事を書いたプロ

馬場田晃一

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