Mybestpro Members

山下輝雄プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

明るい家の作り方

山下輝雄

山下輝雄

テーマ:家づくり

家づくりで特にこだわりたいのは室内の明るさではないでしょうか。光がたっぷり入る明るい空間は快適であるのと同時に、健康上にも良い影響を及ぼします。そこで今回は、明るい家のつくりかたのポイントについてご紹介します。

採光は窓の数や位置、 サイズの設計で決まる

明るい家にするためには、窓の数や位置、サイズをどのように設計するかによって採光の量が決まります。また、壁や天井の色や素材にも注意を払い、光を反射させるような仕様にすることで、より明るい空間にすることができます。日当たりが悪い家は、湿気がこもりやすく、カビやダニの発生リスクが高まります。また、暗くて気分が落ち込みやすく、照明をつけなければならないため電気代も高くなってしまいます。ペットの健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

採光において重要なポイントは、夏と冬の太陽の位置を把握することです。夏は太陽の位置が高く、冬になると太陽の位置は低くなります。窓の位置や軒先の大きさなどが適切でない場合、光を取りすぎてまぶしく感じたり、冬になると十分な光を取り込めなくなったりすることがあります。春・秋の太陽に合わせて窓を設計するのは非効率的なため、採光は夏と冬の太陽の高さに合わせることが重要です。また、間取りにも注意を払う必要があります。例えば、南向きのリビングルームには、日差しがたくさん入るため、明るく開放的な空間にすることができます。ホールや廊下にも窓を設置することで、光を取り入れやすくなります。吹き抜けは天井を高くすることでの解放感が生まれるとともに、室内の空気の流れを促進し、室内にも自然光を多く取り入れることができるので、状況に応じて採用を検討してみましょう。

自由な設計とデザイン性で 理想の住まいを実現

室内の採光を重視するあまり、窓を多く設置することでプライバシーの問題が生じることがあります。外部からの視線を遮るために、窓の先に植木や塀で目隠しをするなどの工夫をする、庭に植栽ができるスペースがなければ、窓用の目隠しフィルムシートを貼るなどでプライバシーを確保しながら光を取り込みましょう。

明るい家を作るには、窓を増やしたりサイズを大きくしたりするのが一般的な解決策とされていますが、その反面、開口部が多く、大きくなると外気との接触面が増えるため、夏は暑く、冬は寒くなりやすくなる可能性が高まります。また、十分な断熱性と気密性がなければ、この問題は更に深刻化します。

「FPの家」は、家の基本性能で重要とされる、断熱性や気密性、耐久性に優れた高性能の「FPウレタン断熱パネル」を隙間なく施工することで快適な居住空間を実現。自由な設計とデザイン性で、暮らす人に最適な家づくりができる「FPの家」で、理想の住まいを手に入れませんか。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山下輝雄
専門家

山下輝雄(一級建築士)

株式会社山下ホーム

天然素材と工法についての深い知識と一級建築士としての長年の経験により、化学物質を使わない無添加住宅を提案します。天然素材に由来する建材を使った住まいは、家族の健康と笑顔を守ります。

山下輝雄プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

無添加住宅・健康素材の家づくりのプロ

山下輝雄プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼