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住まいの節電を考える

山下輝雄

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テーマ:家づくり

この夏、政府が全国規模の「節電要請」を行ったことは記憶に新しいのではないでしょうか。消費電力が増える本格的な冬を迎えるにあたり、誰でも家庭でできる節電対策について一緒に考えてみませんか。

家電製品を上手に使って 効率的に節電する

最近、ニュースなどでよく目にする「節電要請」という言葉。家庭や企業に対して政府から無理のない範囲で節電をお願いするという意味で使われています。現在、火力発電所の休廃止や電力需要の増加、国際情勢の影響による燃料調達の不安定化など、さまざまな理由により電力需要がひっ迫しており、12月1日から3月31日までの期間で「節電要請」が発出されており、家庭での節電協力が必要視されています。

家庭の中で特に電力消費量が多いのは、冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコン、電気温水器の5つ。家庭でできる節電対策を考えるとき、これらをはじめとする家電製品を上手に使うことを意識することで、効率的に節電することができます。

冷蔵庫は電源をずっと入れっぱなしなので家庭の中でもっとも消費電力が多い家電製品です。冷蔵庫の設定温度の調整や扉の開閉時間をなるべく短くすることや、食品の詰め込みすぎに注意するなどの使い方を意識すれば、消費電力を節約することができます。また、古い冷蔵庫は消費電力が大きいため、新しいものに買い換えるのも一つの手です。それ以外にも、照明や電化製品を必要な時だけ使い、使わないときはこまめにスイッチを切ったりコンセントを抜いたりして待機時の消費電力を減らすのも重要な節電対策となります。

冬を快適に過ごすには 断熱性と気密性が絶対条件

暖房にエアコンや電気ヒーターなどの電化製品を使用している場合の節電対策としては、窓から室内の暖気を閉じ込めて外気の侵入を防ぐために厚手のカーテンや床まで届く長いカーテンの使用が効果的で、断熱シートを窓に貼るのもGOOD。また、エアコンフィルターをこまめに掃除することや、室外機の前に物を置かないようにして風通しを確保すること、室内の暖まった空気をまんべんなく循環させるサーキュレーターの使用などもおすすめです。冬の室内温度の適温と言われる20℃を目安に温度設定することも大切で、エアコンの暖房設定温度を1℃低くすると約10%の消費電力が削減できると言われています。

様々な工夫をすることも大切ですが、なにより生活の器となる住まいのあり方が重要です。冬の室内を快適な温度に保つには、住まいの断熱性と気密性に優れていることが絶対条件。「FPの家」は、冬でも快適な室温を保てる“断熱力”が自慢の住宅。「FPの家」が採用する「FPウレタン断熱パネル」は、断熱効果を表す指標である「断熱力(熱抵抗)」が“4.3”で、グラスウールの2.2、ポリスチレンフォームの1.3に比べ、はるかに高い数値を示しています。無理なく節約できる「FPの家」で、あなたも快適な冬を過ごしませんか?

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山下輝雄
専門家

山下輝雄(一級建築士)

株式会社山下ホーム

天然素材と工法についての深い知識と一級建築士としての長年の経験により、化学物質を使わない無添加住宅を提案します。天然素材に由来する建材を使った住まいは、家族の健康と笑顔を守ります。

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