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戸建て住宅のメンテナンス

山下輝雄

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テーマ:家づくり

住宅にとって経年劣化は避けて通れない運命のようなもの。ただし、普段から点検をしっかりと行い、適切なタイミングでメンテナンスを施すことで、住宅の寿命を伸ばし、長く快適に住み続けることが可能になります。

定期的なメンテナンスが 経年劣化を防ぐ

戸建て住宅は、風雪や日差しによる紫外線、湿気などでいつの間にか少しずつダメージを受けて劣化が進行していきます。「一生に一度の大きな買い物」と言われる住宅の購入ですが、建てたら終わりではなく、定期的なメンテナンスをすることで、快適な住環境を維持させることができるのです。コストが高いからと適切なメンテナンスをしないと劣化が進みすぎて、資産価値の低下を招き、住宅自体の寿命を縮めてしまうことに繋がりかねません。

 戸建て住宅は新築から10年を経過したあたりから、劣化症状が徐々に現れてきます。例えば、屋根の塗装の耐久年数は7〜10年程度なため、そのくらいになると再塗装が必要になります。また、外壁の窯業系サイディングは5〜10年でコーキングの打ち替えや塗り替えが必要になるため、築10年のメンテナンスを考える場合には、屋根の塗装とサイディングのメンテナンスのタイミングを合わせると良いでしょう。また、家庭用の小型給湯器の寿命は10〜15年と言われており、早い場合は7〜8年で寿命を迎えるケースもあります。

 築20年を迎えると、屋根や外壁材の張替えのほか、キッチンやお風呂場などの水まわり設備の劣化が進みます。特に、水まわり設備の不備を放っておくと、水漏れなどの影響で水まわり周辺にも被害が広がる恐れがあるため、普段から点検するなど早めの対処が必要です。

 築30年にもなると、あちこちで経年劣化の影響が表面化します。外壁にヒビや傷が入ったり、塗装が剝げ落ちるなどの対策として、古いサイディングの上に新しいサイディングを重ねる増し張りや張り替え、屋根においても同様の処置が必要になってきます。ただし、いくら外壁や屋根を張り替えたとしても、住宅の骨格となる柱や壁が腐朽しているようだと、その住宅は寿命を迎えてしまったと言えるでしょう。

「無結露50年保証」を掲げる 長寿命で高性能な「FPの家」

 「FPの家」は断熱材に耐久性に優れ、湿気や水に強く極めて経年劣化が少ない「FPウレタン断熱パネル」を使用し、柱や壁を腐朽する要因となる内部結露を防ぎ、建物の劣化スピードを抑えます。その高耐久の証として壁体内の無結露を50年間保証。設備は取り替えられても住宅の根幹となる躯体は簡単には改修できません。長寿命で高性能住宅の「FPの家」で、安心、快適が長く続く暮らしを送りませんか。

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山下輝雄
専門家

山下輝雄(一級建築士)

株式会社山下ホーム

天然素材と工法についての深い知識と一級建築士としての長年の経験により、化学物質を使わない無添加住宅を提案します。天然素材に由来する建材を使った住まいは、家族の健康と笑顔を守ります。

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