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傾斜地に家を建てる

山下輝雄

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テーマ:家づくり

傾斜の多い場所や眺望を求めて傾斜地での家づくりを検討している方もいるのではないでしょうか。
傾斜地には平地とは違った魅力やメリット、注意点があるようです。
そこで今回は傾斜地に家を建てるときの基礎知識をご紹介します。

独自の魅力がある傾斜地での家づくり

傾斜地とは、その言葉どおり、斜めに傾いている土地のこと。建築基準法の用語では「がけ」という言葉は使われますが、「傾斜地」という言葉は特に定義はなく、不動産業界で広く使われている一般用語です。
傾斜地は一般的に宅地としては使用が難しいといわれますが、形状や特徴を活かすことで、その土地でしか得られない独自の魅力を持つ家にできることが最大の利点だといえます。

その反面、費用や安全面で注意すべき点があることから、しっかりと理解を深めたうえで土地の購入を検討しましょう。

住まいの理想と性能を両立する「FPの家」

傾斜地に住宅を建てるには、土地を平らに造成したり、建物の基礎構造を斜面対応にする必要があるため、平らな土地に比べて割安に販売されているケースが多く見られます。
そのため、土地の購入費を抑えて、その分を建物の費用に当てられるというメリットがあります。傾斜地の高低差を活かせば、外からの視線が気にならない眺望の良い住まいにできることも大きなメリットです。

また、傾斜地に住宅を建てる場合、平地と比べて基礎を深くする必要がありますが、その部分を活かしてビルトインガレージを設けるなど、一般的な住宅とは違った独自性を楽しむこともできます。

ただし、どのような土地にもいえることですが、メリットがあればデメリットも必ず存在します。
例えば、費用の面では、傾斜地は土地を安く購入できますが、反面、土地を売却するときには評価が低くなることが予想され、買い手が見つかりにくくなる可能性があります。傾斜地に建物を建てるときには、地盤調査を行い、状態によっては地盤改良を行わなければならず、多額のコストを要するケースもあります。

また、平地に建てる住宅よりも基礎部分を深くしなければならないため、その分費用がかさむこともデメリットのひとつでしょう。

傾斜地のような特殊な土地に住宅を建てるとなるとハウスメーカーの標準対応では難しくなるケースがあるため、自由な設計と柔軟な対応ができる注文住宅を選択することになります。
「FPの家」は、傾斜地やがけ地、変則地のような普通は敬遠されそうな特殊な土地でも柔軟に対応。独自のウレタン断熱パネルと工法により、思いのままに理想の空間設計ができる注文住宅です。住まいの理想と超高性能住宅を両立させた家づくりを実現し、健康に暮らせて笑顔のあふれる家族の風景をつくる。そんな「FPの家」の家づくりで、満足のいく住まいを私たちと一緒に実現しませんか。

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専門家

山下輝雄(一級建築士)

株式会社山下ホーム

天然素材と工法についての深い知識と一級建築士としての長年の経験により、化学物質を使わない無添加住宅を提案します。天然素材に由来する建材を使った住まいは、家族の健康と笑顔を守ります。

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