どう決めますか?住まいの色とデザイン
使い勝手の良い部屋の配分に、安全性を高める柱や壁の配置。
暮らしの快適・安心を支える家づくりは、「バランス」がキーワードです。
家づくりの問題解決力、 バランス感覚を見極めよう
ゆったりとしたリビングに使いやすいキッチン、眺めの良い庭にのんびりできるお風呂。理想の家を考えると次々とイメージが浮かびますが、あらゆる要望を盛り込んだのに、こんなはずじゃなかった…といった事態は避けたいもの。家づくりでは、何よりバランス感覚を見極めることが肝心です。
まずは敷地面積と建ぺい率、容積率をチェックしましょう。ここから水回りや収納など必要なスペースを確保し、残った面積をリビングやダイニング、個室として最大限に活用します。玄関は必要以上に広いと部屋が狭くなる原因に。また、通過動線である廊下は短ければ短いほど床面積を有効に使えます。部屋を広くとるなら、水回りを別の階に移すのもひとつ。面積が足りなければ部屋の用途を重ねたり、廊下や階段が収納を兼ねたりと、空間を活用するアイデアも活きてきます。
優れた工務店や建築家は建て主の要望をそのまま受け取るのではなく、敷地や家族構成、予算などあらゆる条件を織り込んでプランを作ります。打合せを重ねながら優先順位を整理することで、住宅プランのバランスは確実に整っていくのです。
丈夫で強い家づくりは、 直下率と耐力壁に着目しよう
近年、住宅の耐震性能で広く知られるようになった指標に「直下率」があります。これは上階と下階で柱・壁の平面上の位置が一致している割合で、直下率が高いほど構造が安定するということ。柱・壁とも60%以上が望ましく、現在は法規上の基準がないため、できるだけ設計段階で配慮したい点です。1階に柱が少ない平面も要注意。例えば1階に複数の個室を作り、2階に広々としたリビングを設けるのもひとつの選択肢です。
また、地震や風など水平方向の力に抵抗する壁を「耐力壁」と呼びます。一部分に力が集中しないよう平面上に偏りなく配置することが必須で、代表的なものに筋交いがあり、柱と梁の間に斜めの材を入れて強度をアップさせます。窓のある壁は耐力壁にならないため、むやみに設けるのは禁物。屋外の景色や通風を考慮し適切に配置しましょう。壁と同様、床や屋根も十分な強度が必要です。
「FPの家」のFPパネルも耐力壁の一種で、硬質ウレタンフォームとパネル枠が一体となって非常に強い耐震性を発揮します。劣化が少ないため性能も長持ち。工務店ならではの対応力と住宅性能を両立させ、快適・安心の両面でバランスの良い家づくりを実現できるのが「FPの家」のメリットです。
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