家は生涯住むもの
住宅用の土地を探している方が不動産屋さんに行き土地を探しを依頼すると、「その土地は何の目的でお探しですか?」は必ず聞かれる言葉です。
聞かれるのは当然で、土地には家を建てれる土地とそうでない土地があるからです!
土地には種類があり、駐車場にはできるけど建物は立てれない土地もあるからです。
住宅を建てたいのに、実は建てられない土地だと、確認しないとミスマッチが起こりますよね。
実際には、このような事象を防ぐために契約時に重要事項説明という行為がありますから、住宅を建てれない土地を買ってしまったなんてことは起きにくいのですが、探して決めるまでの時間が無駄になってしまいます。
では「どんな住宅を建てるための土地ですか?」
この質問は聞かれたらどう答えますか?
「うーん4人家族向けで、2階建てで、4LDKで・・・」といったイメージはあっても、「面積は、高さは?、形状は?」と聞かれると、「そこまでは考えてないよ」となるのではないでしょうか?
それで土地を探すことができますか?
なぜなら住宅用の土地であっても、いろんな制限があったりして、どんな建物でも建てられる訳ではないからです。
土地には建蔽率・容積率というものがあります。これは「土地に対してどれくらいの大きさまで建物を建てていいですよ」というものです。
他にも高さ制限・斜線制限・景観条例・建築協定などいろいろな決まり事のある土地もあります。
これらも契約時に重要事項説明で説明しますが、実際に一般の人が聞いてもどういうメリットがあって、デメリットは何かまで理解できる人は少ないでしょう。
そうやって、よくわからないまま土地を先に購入した場合、理想に沿って家を建てるはずが、土地に沿って家を建てることとなってしまうわけです。
‟家を建てるなら、まずは土地探しから始めましょう!”
そんなことを言われたら、もうそこの建築会社さんや不動産屋さんで家づくりを進めることはお勧めしません!
なぜなら、そういった会社や人は、自分の売上になることを第一の目的としてしか、あなたを見ていないからです。
最初に土地を探すより、理想の家づくりのための、‟計画づくり”を勧め、それから土地探しを進めるような会社や人を探すことが、理想の住まいを実現させる近道なのです。
だから本当の順番は、①住宅計画(総合的)→②建物→③土地になります。
この順番でいけば最後になる③土地から勧める会社や人は、手っ取り早く契約に持ち込みたいだけで、手間をかけずに楽したいという人だと思っても良いでしょう。
本当にあなたにとって理想的な家づくりをしてほしいと思っている会社や人は、まずしっかりとした家づくりの計画を作ることを勧めてくるはずです!
でも不動産屋や建築会社はそんなことを言ってくれないし、どうやったら見つかるのか・・・。
建築会社さんの相談会に参加しても、住宅計画を進める内容のものがなかったりしますが、それは最終的に自社で契約してほしいというゴールを設定しているからです。
全国でも珍しいのですが、富山にはそういった営利目的ではない一般社団法人が運営する住宅相談窓口があるんです!
相談者さんからも、建築会社さんからも相談料や紹介料をもらわないので、完全中立の立場でアドバイスをしてもらえますよ!
しかも無料で(笑)
魚津市に窓口がありますが、今年から富山にもできましたので、‟家を建てたい”、‟失敗したくない”という方はぜひ相談してみてください。
住宅業界に精通したプロのアドバイザーが対応してくれるので安心して相談できますよ。
一般社団法人が運営する無料住宅相談窓口