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廣瀬貴志

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廣瀬貴志(ひろせたかし)

住まいづくりの相談窓口「hi-s」(ハイズ)/ヤマイチ株式会社

コラム

欠陥住宅

2017年9月28日 公開 / 2017年10月5日更新

テーマ:家づくり相談

コラムカテゴリ:住宅・建物

こんにちは
今日は天気が悪いですね。
横殴りの雨が降っていて、外出するのが億劫になります。

家づくりの相談をしている中で、皆さんは“良い家を建てたい”と思っておられる方がほとんどで、
“失敗したくない”という気持ちは誰もが持っておられます。

その中でも『欠陥住宅』は論外ですよね。

しかしながら家を購入しようとしても、“我社は欠陥住宅になる可能性が高いですよ”と言う会社なんてありません。
ほとんどが“良い家を建てますよ”と言われるので、一般にはわかりません。

最近でも富山にモデルハウスもある北陸の建築会社さんが、週刊誌に“欠陥住宅”としてスクープされていました。
身近な問題として考えないと心配ですよね。

しかしながら故意的に欠陥住宅を作ろうと思ってる会社はありません(ないと信じたい気持ちで書きました)
ではなぜそんなことが起こるのでしょうか?

欠陥住宅になりやすい会社の例を書いてみますので、参考にしてみてください。

●社員(現場監督)が少ないのに多くの物件を建てている会社が危険(危険度★★★)
 1人で多くの現場管理をしなくてはならず、挙げ句の果て事務所で発注業務が中心になり現場を見ずに職人さんのみで建築現場が進行していくことになります。
 またこういう会社は“少数精鋭”という言葉を使い、人件費を削り建物価格を低くしていることが多いです。
週刊誌にスクープされた会社もこのケースにあたります。
安いけど人気があるから大丈夫とは限らないということです。

●建物が完成するまでの期間が極端に短い会社が危ない(危険度★★)
 建物が完成するまでの期間が短いことを逆に、メリットとしてつたえてくる会社が実は危険なのです。
工法や大きさにもよりますが、木造では4~5ヶ月の工事期間がかかります。
それを“当社は2ヶ月で建てることができます”、“アパート代や仮住まいの費用が安くなりますよ。”と言われます。
鵜呑みにすると一生後悔することになるかもしれませんね。

●現場を管理する人材の知識や経験不足(危険度★)
 同じ図面でも現場管理をする人で大きく違ってくるぐらい重要なものです。
会社がフォローしてくれる場合も多いのですが、全くお任せの会社もありますし、スパルタ教育といいながらミスを怒鳴りつけるだけの会社もあります。
若い現場監督でも会社側がしっかりと教育しながらキチンとした家づくりをしている会社もありますよ。

企業として人件費を削りながら利益を上げたいという気持ちはわからなくもありませんが、家づくりはやはり人が作るものですから、いいものを作ろうと思うと“人材”って大切です。

県内には真面目に家づくりをしている会社は多いのです。
そんな会社を知りたい、どうやって建築会社を選べば良いか悩んでいる方はぜひご相談くださいね。

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