（再掲）青っぽいクマ・赤っぽいクマ

目の下にたるみや凹み（段差）があまりないのに色が目立つというタイプのクマがあります。
これは皮下の静脈や眼輪筋の色調が透けて見えるためとも言われていますが、個人的にはそれだけではないように思います。

このタイプのクマを治療する場合はPRPFをかなり細かく注射するようにしています。
それはPRPF治療には局所の循環を改善させる効果もあるのでそれを期待するとともに真皮に厚みを持たせて下が透けて見えないような効果を出すためです。

こうして書くと簡単そうに見えますが、どうしてどうして、かなり微妙な匙加減が必要なので結構難しいんですよ？これが（笑）

さらに言うと、このタイプのクマは1回のみの治療で改善させることは正直難しいことが多いので、何回かに分けて次第に改善させていくような計画を立てて臨むことが重要だと思います。

ちなみにこの部分へのヒアルロン酸注射はチンダル現象を起こしやすいので私はお勧めしません。