Mybestpro Members

木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

(再掲)レーザー治療後にはテープを貼るべきか否か?

木村哲治

木村哲治

テーマ:レーザー・その他の治療機器

個人的結論:別にどちらでも構いません(笑)

最も重要なのはレーザー後にできるかさぶた(痂皮)が無理なく自然に脱落することなので、それが叶うのであればじつは貼っても貼らなくてもどちらでもよいのです。

ただ個人的に貼る場合が多いのは、その方が少しでもその部分を意識するかなと思っているからです。
スリキズでも何でもそうですが、痂皮があまり早くに取れてしまうと(取ってしまうと)その後がなかなか綺麗に治りません。貼っていただくことが多いのは、貼ってあるとそこを意識してもらいやすいからです。なので注意してさえいただければ別に貼らなくても構わないので、処置の際にどっちにされたいかご希望をお伝えいただければ結構です。

で、どちらの方が目立つかというと、これも五分五分だと思います。貼らなければ貼らないで痂皮が目立ちますし、貼ったら貼ったでテープがたくさんあるとやはりそれなりに目立ちます。ただ、色味のことを考えると痂皮は濃い茶色っぽい色ですから、テープはもう少し肌色に近いのでまだ多少はマシかもしれません。お化粧をされることを考えるとテープがあったほうがよいと思います。

もうひとつ大事なことを。このテープは入浴時にズレたりすることがあります。
じつは私もお風呂から上がってきて気付いたらテープがなくなっていたことが何回かあります。
でも先に書いたように最も肝心なのはかさぶたを維持することなので、それが残っているのならそのままでも構いませんし、改めてテープを貼っても構いません。1番よくないのは再診までに何回も貼り替えることです。それをするとかさぶたの安静が保てずに自ら剥がしてしまうことになるからです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

木村哲治プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼