コラム
創傷治癒を応用した治療について
2022年11月27日
身体には創傷治癒という組織の修復システムがあります。もの凄く簡単に言いますと、例えば怪我にせよ手術にせよある部分がダメージ(損傷)を受けるとそこを回復させようと細胞が活性化します。この一連の過程のことを指すと解釈していただいて構いません。
美容医療においてはこの創傷治癒を応用したものが多く存在します。近年人気の高いダーマペンやHIFU(ハイフ)などもそうです。これらの治療に共通するのは「組織を刺激している」という点ですが、言い換えれば「ほどほどの」ダメージを与えているわけです。この「ほどほど」というのが非常に重要なのです。なぜならダメージが大きすぎると治療自体が傷跡を残すことになるからです。怪我も軽ければ跡を残さずに治りますよね?そういうことです。
「ほどほどのダメージ(ストレス)」というのは身体にとって有益なことがありますが、ある一定のラインを超えるとむしろ逆効果になります。当然このラインは人により違います。
つまり前述の治療も「ハードであればよい」わけでは決してないということです。これは非常に重要なことなので皆さんには是非覚えておいていただきたいと思います。
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