Mybestpro Members

木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

炭酸ガスレーザー治療の実際③

木村哲治

木村哲治

テーマ:レーザー・その他の治療機器

他のレーザー機器と違い炭酸ガスレーザーは対象物を削ったり(浅く〜深くまで自在)、くり抜いたり、切れ目を入れたり、小さく穴を開けたりするために使用する機器です。

その部分に物理的に傷がつくので身体にとってはケガをしたのと同じようなものです。ここ大事ですよ。手術などでできた傷なのかケガでできた傷なのか、それは頭(脳?意識?)でそう理解しているだけで身体にしてみれば全部一緒で区別なんかついていません。

処置後は基本的に開放にすることが多いので、そこが治っていく過程で傷が化膿したように見えることがあります。例えば、汁が出ているような感じだったり、白色〜黄色っぽい膿みたいなものが傷にへばりついていたり、という具合です。口内炎ってご存知だと思いますが、あれが治っていく時に似ていると思っていただいても構いません。処置した場所にもよりますが。

で、普通に生活していれば化膿することははまずありません。少なくとも20年以上この処置をしてきて本当に化膿(感染)した人は1人もおられません。

もちろん処置後に何をしてもよいというわけではありませんし、一般常識的な注意事項はありますよ。いくら普段どおりと言っても限度はありますからね。ただ、それをご留意いただければ大丈夫なので安心してくださいね。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

木村哲治プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼