ほくろのルビーレーザーは自由度の高い治療です
他のレーザー機器と違い炭酸ガスレーザーは対象物を削ったり(浅く〜深くまで自在)、くり抜いたり、切れ目を入れたり、小さく穴を開けたりするために使用する機器です。
その部分に物理的に傷がつくので身体にとってはケガをしたのと同じようなものです。ここ大事ですよ。手術などでできた傷なのかケガでできた傷なのか、それは頭(脳?意識?)でそう理解しているだけで身体にしてみれば全部一緒で区別なんかついていません。
処置後は基本的に開放にすることが多いので、そこが治っていく過程で傷が化膿したように見えることがあります。例えば、汁が出ているような感じだったり、白色〜黄色っぽい膿みたいなものが傷にへばりついていたり、という具合です。口内炎ってご存知だと思いますが、あれが治っていく時に似ていると思っていただいても構いません。処置した場所にもよりますが。
で、普通に生活していれば化膿することははまずありません。少なくとも20年以上この処置をしてきて本当に化膿(感染)した人は1人もおられません。
もちろん処置後に何をしてもよいというわけではありませんし、一般常識的な注意事項はありますよ。いくら普段どおりと言っても限度はありますからね。ただ、それをご留意いただければ大丈夫なので安心してくださいね。