コラム
「どれが1番いいのか?」に縛られない考え方
2021年11月14日
ネット検索している時はさておき、実際に診察を受ける時にはその方がよいと思います。特に当院ではそうだと思います。
というのは、例えば美顔を目的とした場合にフォトフェイシャルがいいのか?各種ケミカルピーリングがいいのか?迷ったとしましょう。
通常これらの治療は月に1回くらいのペースで行うことが多いのですが、何が何でもこのペースでないと絶対にダメだとは私は思わないので、「フォトフェイシャルとケミカルピーリングを交互にするのもありですよ」と提案することが珍しくありません。ただ、各治療ごとの実施間隔はあくことになるので厳密にいえばベストな方法ではないかもしれませんが、ちゃんと意味はありますし別に何も問題はないと経験上感じます。
それにこれだと患者さん自身が気になっていた治療をそれぞれ行うことができますし、毎回全部をセットですることもないので1回あたりにコストがかかりすぎることもありません。もちろんそれぞれ単独のコストはかかりますよ。
これはあくまで1例の話ですが、同様に治療方針を無理に1つだけに決めなくてもよい場合が少なくありません。
さ、「どれが1番いいのか?」というのをいったん忘れましょうか。
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