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木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

(再掲)経過観察=放置、ではない

木村哲治

木村哲治

テーマ:レーザー・その他の治療機器

レーザー後の色素沈着が見られる時期をじっと耐えるのはなかなかつらいものです。仮に塗り薬を使用して経過をみるにせよ、患者さんにとって経過観察の期間というのは「何もせずただ待つ期間」にしか感じられないのかもしれません。

そうなると患者さんとしてはつい何か(特にすぐに再レーザー)をしたくなるわけですが、困ったことに結果的にそれが余計なことになる可能性が高いのです。

じつは、経過観察というのはとても意味のあることだと私は思っています。それは、経過観察とは何もしていない期間かもしれませんが、何も起こっていない期間ではないからです。

「何もしていない期間」と「何も起こっていない期間」の違い、お分りいただけるでしょうか?

例えば皮むけしない程度に日焼けした肌がもとの色に戻っていくように、特別何かをしていなくても身体の中では紫外線のダメージから回復しようとする作業が日焼けした直後から日々行なわれています。こうした地道な身体の働きは外からは見えません。その日数が短かろうが長かろうが全く何の働きもない日というのはありません。

慌てて手を出さずにそのままにしておけばよかったのに・・・
レーザーに限らずこうした話はよく見聞きします。

自分の身体を信じて待つということも大事なことだと思います。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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