オシャレもよく考えて、、、
炭酸ガスレーザーには色々な用途がありますが、使用頻度が最も多いホクロの治療を例に書きます。
まず、ホクロの周りに局部麻酔の注射をします。歯科の治療でも麻酔を打つ時がありますよね？そんな感じだと思ってください。
麻酔はすぐに効いてくるので、そうしたらレーザーでホクロがなくなるまで削っていきます。どの程度の深さまで削る必要があるかは人によって違うので特に決まりはありません。平均15分くらいあれば終わります。
削ったあとの消毒や塗り薬は不要です。そのままにしておけば自然治癒します。治療部分に触れなければ当日からシャワーなどで濡れても構いません。ただし傷が治るまでの間は温泉施設やサウナ、プールなどは避けた方が無難です。
治療した場所にもよりますが、ガーゼやテープなどを何日間も貼る必要はありません。治療当日を含めてせいぜい2〜3日でよいと思います。
治る過程は擦り傷のそれとよく似ています。初めの数日は浸出液が出て少しジクジクした感じですが、これは化膿しているわけではないので心配はいりません。この浸出液は乾いてくるとかさぶたになるので非常に大事なものです。かさぶたは身体が作り出した優れた絆創膏だと思ってください。
傷が治るにつれて絆創膏は不要になるので、かさぶたは段階的に自然と取れてきます。治った時はまだ赤みがあり凹みもありますが、日数が経過するほど共に目立たなくなっていきます。ただし人により限度があるので、その点はご了承ください。
上記が基本的な流れです。ガーゼ交換のために何度も通院する必要はなく、処置当日から2〜3週後に1度経過を診せに来ていただければ結構です。
