美容外科学会に参加してきました
欧米の白人、アジア人と大雑把に分けたとして、両者の間には骨格の形状・皮膚皮下組織の厚み・肌質などに大きな違いがあります。特に日本人は白人に比して皮膚は硬く、皮下組織の厚みがあり骨格は角張っているといった特徴があるため、例えばたるみ治療でも白人より効果が出にくいと言われています。
美容医療においては各種治療機器・治療剤の多くが海外から入って来るものです。当然その実力は海外において検証されたものであり、それを丸ごと日本人にも当てはめることはできません。つまり鵜呑みにはできないのです。とても効果的だという前評判だったにも関わらず、実際はそれほどでもなかったなんて話はじつは珍しくありません。
同じ治療を行うにしても、日本人には日本人に適した日本人なりのやり方があるということですね。