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木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

PRPFには微妙なバランス感覚が大事

木村哲治

木村哲治

テーマ:PRPF(多血小板血漿治療)

治療の際にはできるだけ左右が同じようになるように心がけていますが、同時に左右を揃えることにあまりとらわれすぎないようにも気をつけています。この相反するようなことこそが「微妙なバランス感覚」だと思っています。

元々左右の頬骨の高さが違うとか、あるいはそれだけにとどまらず全体的に片側が反対側に比べてボリュームが乏しいといったようなことは何ら珍しくないことです。

これを左右バッチリ揃えようとすると、乏しい側はむしろやや過剰な状態にすることになるわけで、そうなると結果的に何だか全体が大きくなったように感じてしまうかもしれません。

なので右は右、左は左のベストをそれぞれ目指せばよいのであって、それでもしついでに左右差が少なくなるならラッキー♪と思うくらいで丁度よいのではないかと思います。

つい忘れがちになりますが、人間は左右差があって当たり前という事実をもっと受け入れてもよいと思います。その方が自然ですもの。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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