フォトフェイシャルとて万能ではない

フォトフェイシャル（以下IPLといいます）はとてもよい美顔治療のひとつだと思います。それは確かです。

がしかし私は、患者さんが希望されてもそれで充分な満足度が得られないことが予想される場合はIPLをお勧めしていません。

ネットで検索するとさも万能な治療機のようなのに、これは一体どういうことなのでしょうか？

それは「その人にはIPLは向いていない」と私が判断したということです。

自分の経験から次のいずれか、あるいは複数が組み合わさった場合に「向いていない」と判断しています。
1：肝斑がある
2：色が薄くてはっきりしないシミが多い
3：眼の縁や瞼の上、鼻などきわどい場所にシミ・ソバカスが多い
4：たるみの改善が1番の希望である

代表的なものだけでもこれだけあります。
驚かれましたか？それぞれの理由は以下です。
1：肝斑が悪化しやすい
2：反応してくれない
3：IPLは眼の近くや狭く凹凸のある場所に当てにくい
4：そこまでのパワーは・・・

IPLに対して期待値の高かった方には申し訳ないのですが、これが私の感じている現実です。