コラム
目のまわりは内出血しやすい
2020年3月24日
もっと正確に言うと「内出血しやすいし、それが目立ちやすい」でしょうか。特に目の下エリアがそうですね。
この場所には皮下の静脈が多く、特にちょうどクマと呼ばれる部分にはそれに合わせたようにカーブを描いて血管が存在しています。
何らかの処置なり手術なりを行なう時には表面から見て避けれる血管は勿論避けますが、正直申し上げて見えないものは対処しようがありませんし、どこかしらかすってしまうこともあります。
また、目の下は皮膚が薄く、その下はすぐに眼輪筋という筋肉です。こうした周囲の皮膚との構造や肌質の違いが、内出血が目立ちやすい要因のひとつにもなっているというわけです。
なぜ今さらこういうことを書いているかと言うと、局所麻酔の注射でも内出血することがあるからなのです。注射しているのですから言われてみれば確かにその通りで何の不思議もないのですが、患者さんとしては意外な盲点だったりします。なので、治療自体はレーザーなのに内出血することもあるというわけです。
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