コラム
頑固なシワ
2020年3月6日
患者さんから「以前に他院でヒアルロン酸を入れたことがあるが肝心な所は膨らまずにその横が膨らんだ」というお話を聞くことがあります。
さて、このようなシワにPRPFを行なう場合はひと工夫が必要です。
前述のような頑固なシワには皮下の靭帯が関係していることが多いと思います。この靭帯はより深部と繋がっているわけですが、その程度が強い人だといくら注入しても肝心な部分は持ち上がって来ません。
川に掛かる橋を思い浮かべてください。
流れる水は柱に当たると左右に分離してその流れを変えますよね?
これと同じことで、強固な靭帯があるとそこにいくら注入してもその周囲に移動してしまうわけです。従ってPRPFを行なう場合も靭帯をはがしながらスペースを作って注入したり、あるいは皮膚の浅い層に少量ずつ細かく注入したりします。
浅い層にPRPFを行なう場合は安全性を考慮して少し控えめな注入とするよう心がけていますので、そこは何とぞご了承ください。
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