保険診療と自由診療
上記学会に参加するため11月14日から仙台に行っておりました。
その名の如く基礎学術研究的な内容を多く含む学会ですが中には臨床に役立つ話もあります。
今回印象に残ったもののひとつに眼瞼下垂に関するものがありました。
それはある眼科の先生が述べられていたのですが、眼瞼下垂の手術後にはドライアイやそれに付随して角膜に傷ができたりなどの症状が出る場合があるという内容でした。元々ドライアイの人はそれが悪化する場合もあるようです。時間が経てば自然に改善することが多いようですが手術後半年ほどは経過観察した方が望ましいということでした。
手術方法に関わらず本当に必要な人に手術を行なうべきであり、昨今特に若い人に見られる「目を大きくしたい」という希望に対して積極的に手術を行なうようなものではないなと、これを聴いてあらためて思いました。