コラム
今一度、シミのレーザー治療について
2019年11月12日
当院において治療希望が最も多いのがシミだと思います。
ということで、その治療と治療後についておさらいを。
まず基本的にQスイッチルビーレーザーで治療します。
レーザーは輪ゴムではじいたような痛みがあるので、シミのサイズが大きいものは局部麻酔を併用する場合があります。
レーザーした翌日からかさぶたができ始めます。かさぶたと言っても怪我をした時のような分厚いものではなくてもっと薄いものです。
始めは赤茶色いかさぶたも3日目以降には茶色く乾いてきます。
レーザーしてから平均1週間(大きいものだと10日〜2週間)でかさぶたは自然に取れてくるので、この頃に再診していただきます。
かさぶたが取れるとその下には新しい皮膚ができています。しばらくは赤みがありますが2〜4週間ほどで自然に引いていきます。
赤みが引くのに伴い一旦はシミが取れてきれいになったはずの部分が再び茶色くなってくることがあります。炎症性色素沈着と呼ばれるこれは慌てて再度レーザーをしてはいけません。通常1ヶ月をピークにしてその後徐々に薄くなり最終的には消失しますが半年以上かかる場合もあります。刺激を加えるほど長引きやすいので、そっとしておくことが大切です。
これは東洋人の肌では珍しくない反応ですので、レーザー治療を受けられる場合はある程度止むを得ないものとご理解ください。
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