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木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

術後の腫れに関して最もよくあるパターン

木村哲治

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テーマ:PRPF(多血小板血漿治療)

以前にも書きましたが術後の皮下出血は紫色の内出血とは限りません。
https://mbp-japan.com/toyama/kamei-clinic/column/5017408/

皮下の深い所にある内出血は表からはむくみとして認識されます。数日経過後にやや黄色がかった紫色が表面に出てくることもありますが終始むくみだけのこともあります。

このむくみは大体1週間目を境にして徐々に引き始めてトータルで2週間経過すると概ね引いてきます。勿論個人差があるので前後しますがいずれにせよ延々と残ることはありません。

ただ、術後に腫れてくると非常に不安になるものです。
術前にこの治療の長所短所も詳しくお話しているのが良いの悪いのか、こういう場合は不思議と悪い話ばかりが頭に浮かびます。
なので、むくみが出てきた時も事前に話は聞いてはいたものの、このままどんどん腫れていくのでは・・・という方へ考えてしまいます。何と言ってもやはり手術なので不安の方が増幅するのはやむを得ないかもしれませんが、実際のところこれまでの経験上何も心配はありません。

それにしても人間というのは私も含めてじつに勝手なもので、宝くじを買った時はみんな当たった時のことばかり考えて、買った分全部はずれて使ったお金がパーになる方へは考えないんですよね。
そっちの方が確率が高いというのにね。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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