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PRPF施術後のダウンタイムにどう対処するか

木村哲治

木村哲治

テーマ:PRPF(多血小板血漿治療)

PRPF治療は注射による治療なので術後にガーゼなどを当てる必要はありませんし傷口も分からず傷跡も残りませんが、ダウンタイムがないわけではなく、その代表的なものは皮下出血(内出血)とそれに伴うむくみです。

まず大前提として理解していただきたいのは、大なり小なりダウンタイムがあって当たり前で、それらがないのはたまたまそうなだけ、と言っても過言でないということです。

もちろん、ダウンタイムが生じないように各種工夫をしていますが、それとて完璧ではないのでダウンタイムを最小限にするためには患者さんのご協力も必要です。

そこで、
①術後3日間は枕を少し高めにして就寝する。基本的に冷やすことはしません。

②術後1週間は血圧や体温が上昇するようなこと(運動・飲酒・
サウナ・長風呂・その他) は避ける。

③皮下出血斑が出た場合はそこにテープを貼る。貼ったら1週間はそのままにする。

④状況に応じてお化粧・マスクなどで隠す。

などのひと工夫を覚えておかれるとよいでしょう。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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