コラム
私の考え:目の下編
2019年6月5日
これはPRPFを受ける前の自分の写真です。
目の下に膨らんで見えるのは眼窩脂肪という眼球を包むようにある脂肪で皮下脂肪ではありません。
眼窩というのは眼球が収まっている顔面骨のことです。
頬部の皮下脂肪とは存在している場所が元々違うわけです。
眼窩脂肪は眼窩隔膜という薄い膜に包まれていて皮下組織と仕切られています。
パッと見ると目の下の膨らみあるいはたるみばかりに目が行くと思います。ここで写真を少し引いてよく見ると鼻の横あたりが周囲と比べて凹んでいるのが分かります。風船の空気を少し抜いてしぼんだ感じといいますか。
これは頬部特に前面の皮下組織が萎縮してきたことを意味しています。以前は皮下組織や眼窩隔膜に厚みと強度があったため眼窩脂肪も支えられていましたが、これらが萎縮して眼窩脂肪側の圧力を支え切れなくなってきたわけです。
つまり、眼窩脂肪の量が増えたから目立つのではなく、脱腸のように奥から飛び出してきたようなものだと解釈することができます。
そこで、PRPFで萎縮した皮下組織を再生強化してできるだけ押し戻そうというのが狙いです。
切らずに無理のない程度にでも改善できればそれに越したことはないなと思うわけでして。。。
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