レーザー治療後の色素沈着で苦労する人が案外多いという事実

2019年5月18日

テーマ：レーザー・その他の治療機器

コラムカテゴリ：医療・病院

レーザー治療後の色素沈着に関してはこれまでに何度もお話ししていますが、本当に大事なことだと思うのでまだまだ話し続けますよ。

さて、おさらいです。
レーザー治療によりシミが取れました♪
で、そこから何日かあるいは何週間かすると段々色がついてきて赤茶〜茶色っぽくなってきて・・・これが色素沈着ですね。もうはっきり言いますがほとんどの人にこのハードルが訪れると思います。

確かにこれは気になります。だって一旦は綺麗になっていたのですからね。しかし手っ取り早い解決策は無く、正しく理解して正しくケアしつつ時期が過ぎるのを待つしかありません。焦ると長引きます。何を隠そう私自身も過去にこの色素沈着が消えるまでに4ヶ月半かかったことがあります。

以前にも言いましたが個人的な経験では色素沈着の発生確率は約50％という印象を持っています。但しそれは他に何の問題もない人に限っての話です。しかし現実にはいわゆる隠れ肝斑があったり、レーザー後のかさぶたが早い時期にむしれて取れてしまったり、その他にも色々と何かしらある場合が多いわけです。こういう場合は色素沈着の出現確率は更に上がります。

ここまで読むと、「マジか！」と思われるかもしれませんが、別に脅かそうというわけではありません。私が言いたいのは「絶対に焦ってはいけませんよ」ということなのです。

この記事を書いたプロ

美容医療のプロ

木村哲治（カメイクリニック富山院）

プロフィールホームページ

076-439-5193