保険診療と自由診療
それは、何事も具体的でありたいと思っていることです。
仮に診察においてはっきりしたことが言えないとしても、はっきりとは言えないということをはっきりさせておきたい。
は?
自分で書いていても迷子になりそうな文章ですが・・・
ただ、具体的で明確な話というのは時に断定的に聞こえてしまうので、人によってはキツく感じられるかもしれませんね。ごめんなさい。
例えばよくある質問に「何回すればきれいになりますか?」とか「何回やればよくなりますか?」というのがあります。
これ、簡単そうに見えて明確に答えるのがもの凄く難しい質問なんですよ。噓ではなくて「明確にしたくてもできない」というのが正直なところです。
なぜかというと、美容医療には必ず主観が入るからです。
ということは、本人や私が「もういいね」と思えばゴールですし、「まだだね」と思えばまだということです。もちろん何事も限度・限界がありますから、全ての場合に当てはまる話ではありませんよ。
いわば美容医療自体が抽象的な要素を多分に含んでいるものですが、その中にあってできるだけ具体的に伝えられるように留意して診療に当たっています。