いわゆる茶アザ
「初回は効果を感じたがそれ以降はさほど効果を感じない、、、」というようなことをおっしゃる方が時々おられます。
こうしたことは、治療対象の種類を問わず何回か繰り返しレーザーや光治療が必要なケースにおいて経験するのですが、別に私が2回目以降はテキトーに治療しているのではありませんのでご心配なさらず。
ではこれ、どういうことかというと理由は簡単で、何でも治りやすい所から治るからです。
例えばソバカスでもアザでも刺青にしたってそうですが、全体が全く同じ色素の濃度や深さということはありません。ということは変化の出やすい部分とそうではない部分が必ずあるということです。ですから治療回数が進むほどじつはそれだけ手強い所があるということなのです。その結果、効果はあっても変化の度合いが初回ほど大きくないという現象が起こるわけです。
患者さんがおっしゃるこの表現は決して的外れではありません。
ただ、そこにはこういう謎が隠れていたのですね。