コラム
私が思う美容医療の難しさ
2019年1月18日
美容医療の場合、患者さんのお悩み(主訴ともいいます)のほとんどが主観的なものです。つまり、医学的には病気あるいは異常な状態ではないけれど、ご本人としては「気になる」わけです。
一方、美容といえども医療はサイエンス(科学)なので根拠に基づいて客観的に判断し行なわなければいけません。
そうです、主観的なものを客観的なもので解決しなければいけないわけです。まるで水と油のような話ですが、現実的にはそれが普通に行なわれているのです。
主観と客観。大なり小なりそこには必ずズレがあります。
ではその間を埋めているものは何なのか?
それは信頼ではないかと思うのです。
それも都合のいい時だけ信用するという底の浅いものではなくて、また医師と患者とかそういう硬い話でもなくて、いわば人と人との相性みたいなものです。それが根底にあってこそ成り立っているのではないかなぁと思う次第です。
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