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岩崎正克
伝統工芸
岩崎正克プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
岩崎正克(伝統工芸)
表具一式 岩崎精正堂(せいしょうどう)
第34回 富山県表装展 11/29(金)~12/1(日)新川文化ホール富山県表具師文化協会主催2年に一度開催される「表装展」表具師は裏方に徹する仕事でありながら、この時だけは自身の名で出品いたします。各々...
先日の新聞にこのような記事が載りました。世代交代や生活様式の変化により屏風に限らず数多くの美術品など「居場所」をなくしています。悲しい記事です。。・このような時はどうすればいいのか?・評価...
昨年末、この作品と出会いました。あらためて『無事』という言葉の重みを感じながら表装(改装)させていただきました。形は作品を円の中央に配置する「円相表具」。裂地・色味は民藝色に。下部には古代裂を...
この刷毛は「打ち刷毛」と言います。仕事に使用する糊はとても薄いので最後はこの刷毛で打ち込みます。黒の毛の部分ですが、シュロという植物です。掛軸は3回、大きいもので4回裏打ちをします。写真は4回...
こちらは北陸富山らしい「歴代法名軸」です。年末より修復を重ね形になりました。この時期になると各地域で報恩講が営まれ床の間を飾ります。360名の法名が記載されています。1番目の方は延宝5年(1677年...
年の瀬になると雪洞の張り替え注文が増えてきます。12月25日から1ヶ月間「天神公」飾り。新しく清い形で新年を。雪洞の張り替えは2個セットで価格は、8000円+消費税となります。お預かりしてから納品まで1...
裏千家淡々斎宗匠の色紙のシミです。このクラゲのようなシミは糊から発生したタンパク質によるものです。シミ抜き後の写真。このシミ抜きには薬品を使用しています。難点は新品のように綺麗になり過ぎて「...
昭和初期の遊具 「ぱちんこ」近くの骨董店で見つけた。これに作品を置いてみた。いいかもしれない!!いったん釘を抜いて紙を貼り釘を戻して・・・頭の中で完成図が出来た!楽しみながら進めていこう!...
篁牛人(たかむらぎゅうじん)の作品はシミが出やすいので有名です。それは「渇筆技法」と呼ばれる独自の方法で墨を叩きつけすり込むように描くためにとても厚口の紙を使用しているためです。紙が厚いと湿...
ご覧の上2枚の写真はお客様よりお預かりしました作品、絹に描かれた伊東深水の部分写真です。シミが大小それぞれにあり、濃いシミと薄いシミが数多く出ています。しみ抜き後箱にも菌があ...
作家 石崎光瑶 雉鳩の図作品と裂の糊が切れ所々外れています。経年の劣化で裂地とまくりの重なりが外れることがあります。また数カ所に茶色のシミも見受けられます。湿気や人の唾など様々な原因が...
ご覧いただき有難うございます。先日お客様より掛軸のしみ抜きのご相談をいただきました。お客様のご要望としてはしみ抜きだけ行い、周りの裂地は変えて欲しくないとのことでした。しかし今回のしみはカビ...
先日近所の方が母親が大事に世話をしていた金魚の拓本を掛け軸にして欲しいという相談を受けた。早速お客様と裂地の雰囲気や寸法を話し合い制作に取り掛かった。〜後日〜そのお客様が再びお越しになら...
糊だけではありません。紙も10年以上寝かせます。紙幅、約160cmあったものが10年で約3cm縮みます。
年3回を通して「五箇山和紙」を知る機会に参加しました。日本一の作付け面積を誇る楮(こうぞ)畑に入り芽欠きという作業を体験。クキの途中から生える新芽を取る作業。これをしないと真っ直ぐに育たず太くな...
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