Mybestpro Members
岩崎正克
伝統工芸
岩崎正克プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
岩崎正克(伝統工芸)
表具一式 岩崎精正堂(せいしょうどう)
明治・大正の時代の古い和紙を使用し下張りします。なぜ古い和紙を使用するかと言いますとまず、 〇ねじれが生じない。時代とともに伸縮がないので。 〇湿気を吸う。シミが出にくくなります。 〇...
お客様のご希望により「市松模様」3枚一組を製作しました。ふすまは面積の多い分、部屋の雰囲気をガラリと変えます。用途や目的に合わせ思案するのも楽しみの一つです。ふすまの張替えは平均で20年。...
写真は20日の「大寒」に筆入れをしているところです。このカメには湧水で炊いた糊が入っています。10年後には澱粉の分子量が200万個から4万個に減ります。よって掛け軸の再構築可能な柔らかい糊が生まれます...
原料となるでんぷん粉に湧水をいれ一晩ねかせますでんぷん粉を「沈」と呼びます。沈と水との対比はお店それぞれ違います。炊き込みの写真。二時間ほど続きます。いよいよ終盤。半透明になり粘りが出...
茶室には壁の保護のため紙を貼ります。ただ紙を順に貼っていくのではなく、つなぎ目をどこに入れるか、高さをどうするかは表具師の判断となります。何度も紙を並べ決定していきます。貼り終えた状態お点...
この時期は雑菌の少ない清んだ水が湧いてきます。水道水と違い軟水のため作品にも優しい糊が出来上がります。地元の恵みに感謝です。
武者小路千家三代目真伯宗守(精々斎)による初代一翁宗守の写し 推定1600年代 ・本紙の欠損部分を補填。・周りの裂地は劣化が進み再利用不可と判断したため、年代物の裂地の中からオリジ...
額装修理完了 2023/08/09 32年間納屋で保管されていたという額を修理させて頂きました。 水分を与え汚れを出します。肌裏紙も汚れているため除去するだけでもかなり綺麗な印象になります。肌裏紙...
作家 狩野即誉 (江戸中期画家、生没年不詳)2023年初め頃お客様が店に直接掛軸を持って来られた。作品を広げてみると全体的にひどく傷んでおり湿度が高い所もしくは雨漏りなどで水没してしまったのか...
御印祭 雪洞張替え 6/19.20 高岡市金屋町光栄な事に、雪洞(ぼんぼり)張替え・木枠塗替えという形で参加させていただきました。昨年末の打合せ段階から役員の方々の熱い想いを感じながらのお仕事でした...
いつも有難うございます。今年最後の催事は地元富山で開催させていただきます。『表具という仕事展』富山大和5階アートサロン11/10(水)〜16日(火)催事内容・修復の相談・保存方法や取扱いの説明・シ...
作品ケースを屏風へ。和紙で作られた作品保管箱。外側面全てに作品が描かれています。故・古川通泰作。御依頼主との打合せから約4ヶ月。この日を楽しみに伺いました。上質なお店でありながら客との距離...
書 今川芳舟先生軸 岩崎
昨年末、この作品と出会いました。あらためて『無事』という言葉の重みを感じながら表装(改装)させていただきました。形は作品を円の中央に配置する「円相表具」。裂地・色味は民藝色に。下部には古代裂を...
先日近所の方が母親が大事に世話をしていた金魚の拓本を掛け軸にして欲しいという相談を受けた。早速お客様と裂地の雰囲気や寸法を話し合い制作に取り掛かった。〜後日〜そのお客様が再びお越しになら...
コラムテーマ
プロのインタビューを読む
伝統文化をつなぐ表具のプロ
岩崎正克プロへの仕事の相談・依頼
セールス·勧誘のお電話は固くお断りします
タップで発信します