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岩崎正克プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

「寒糊り」はなぜ10年も寝かせるのか 解説

岩崎正克

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テーマ:相談


写真は20日の「大寒」に筆入れをしているところです。
このカメには湧水で炊いた糊が入っています。
10年後には澱粉の分子量が200万個から4万個に減ります。
よって掛け軸の再構築可能な柔らかい糊が生まれます。

現在便利な糊が次々と開発され種類も何十と存在します。
先人の知恵と工夫から生まれた「寒糊」
仕事や作品への想いも育ててくれるような気がします。
これかもしっかりと続けていきたいと思います。

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岩崎正克
専門家

岩崎正克(伝統工芸)

表具一式 岩崎精正堂(せいしょうどう)

伝統に培われた技術力で掛け軸や屏風、額などの仕立てや修復を行う。「染み抜き」に関しては、県外から文化財や名品を預ける顧客が年々増えています。

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