花心論を終えて
今年も高岡市にある国宝 瑞龍寺にて花心論(かしんろん)
花まつフラワーアカデミーフラワーデザイン展を開催いたします。
今回の展示内容を少しご紹介いたします。
展示内容 「仏殿に花 お堂にも花 回廊に花 総門にも花 仏殿前の芝生にも花」
①正面総門にはお花で作った花の輪が設置されます
アーティフィシャルフラワー(高級造花)を使用した花輪。
直径2.5メートルの花心論の会期中だけの特別展示です。
参拝者は花の輪(茅の輪)をくぐり、無病息災・除災・家内安全・運気向上などを願います。
フォトスポットにもなります。
②仏殿前(芝生)
梅の御紋の花手水 そして ハランの波
作業をされたその完成風景、大規模アートをご家族・ご友人とご一緒に鑑賞ください。
③仏殿
万葉集で歌われた、秋の花を使用した、高さ2mの作品。直径60㎝の水盤に左右対称も生けます。フラワーアーティスト 小西拓氏作のフラワーデザイン 特別奉納。
④法堂の高廊下
「高岡と万葉集」というテーマを持って、大伴家持の歌と季節の花や色で、四季12か月を表現し具現化した作品を展示します。
アクリルのフレーム(高さ1.5m×横1.2m、奥行き40㎝)に、アーティフィシャルフラワー(高級造花)を卵型に構成し、アクリルのフレーム12作品が一つの作品となります。
日本を代表するフラワーアーティスト小西拓氏がこの花心論のために制作展示します。
このアクリルフレームには、万葉集の歌 作者名 作品番号を印字されます。
この印字に先立ち、瑞龍寺の四津谷道宏住職には、「是非とも万葉資料館の学芸員様にお目通しをいただき、間違いがないかを確認依頼をしてみたらどうだろうか。」と指示をいただきました。高岡万葉資料館 新谷秀夫学芸課長様には、大変お忙しい中、チェックをいただきこの制作にご協力をいただきました。
この花心論の期間中は、高岡古城公園で開催される高岡万葉祭りと会期が重なっております。是非この機会に、高岡古城公園と高岡山瑞龍寺に合わせて訪れられることをお勧めします。
⑤奉納花
仏殿内 法堂内(前田利家公お位牌前 及び 烏枢沙摩明王(トイレの神様)前)
花心論のイベント時のみの フラワーアーティスト小西拓氏による奉納花。
⑥回廊
花まつフラワーアカデミー 受講生 講師による108点の作品展示
出展作品部門 フラワーアレンジ 花束 ブーケ
生花 プリザーブドフラワー アーティフィシャルフラワー
レカンフラワー(立体押花) 押花 造形盆栽
尚、講師作品を除き、一般作品はコンテスト形式で開催されます。
優秀作品には、各賞が授与されます。
様々なフラワーアレンジ作品が一同に展示されますので、大変に見ごたえがあります。
スタッフ一同、たくさんのご来場を心よりお待ちしております。