高等学校でのフラワーデザイン指導
富山県のとある高校では
三年生の選択授業で「フラワーデザイン」の科目があります。
いつもは、高校の先生が指導をされています。
教育委員会からの方針で、年に数回は外部講師を招聘。
ということで本日私は今年度2回目となる
招聘をいただき2時間の授業を担当させていただきました。
テーマはプリザーブドフラワーを使っての
「バラメリアデザイン」。
ますは、「プリザーブドフラワーの基礎知識」を
そして「バラメリアとは」の準備していったプリントを配布して
理論を学習いたしました。
一人の生徒さんからは
「私のお姉ちゃん、結婚式のブーケはリリメリアを持ったの。
きれいやったよ。」
とお話くださいました。へええ…そうですか。おしゃれ。
さて、いよいよ実技です。
座ってアレンジしていいよと言ってはみたのですが
通常のフラワーデザインの授業では
先生は立っての作業を指導されているようで
立たないと落ち着かないそうで…。
2色の3輪バラを使っての
大輪の一輪のバラに変身させることは
彼女たちは初めての作業だったのです。
最初はおっかなびっくりです…
が、さすが若い感性です。
みんなとっても上手なのです。いいじゃないですか…。
周りにかすみそうを飾って、リボンにピックも装飾して
出来上がったら「わーい」といった歓声が上がりました。
「とっても上手に出来ましたね。」と誉めました。
生徒さんたちはまた、
それぞれがそれぞれの制作したアレンジを誉め合って
とっても楽しそうに、嬉しそうに…、素敵な授業となったのでした。
指導をさせていただいた講師の私にとっても、
すごく優しくなれた幸せな時間となったのでした。
尚、この通常のフラワーデザインの授業を
担当されている高校の先生は
とってもお若い男性の先生なのです。
たぶん通常の授業でも、
とっても上手に先生が指導されている方こそ
彼女たちはこんなににこにこして
今日も取り組んでくれたんだと想定できました。
先生も素晴らしい、と私は思ったのでした。
学生時代から花と親しむことは、本当に素晴らしい!