マイナンバー講師をつとめました&通知カードの使い方
おばあちゃん、社会保険庁から電話よ。
なんだかわからないけど、
おばあちゃんのマイナンバー、
おしえてほしいんだって。
嫁と姑の会話。娘と母だっていいです。
実にありがちな会話。それだけに危険にさらされていることを
自覚してみましょう。
NGが3つ。
1つは電話口で番号を声に出すことがダメ。
これは前回の私のコラムにも書きました。
マイナンバーは、目的外の取得、利用、保管が禁止です
「なんだかわかないけど」
こういう考えは、絶対にダメ!
これは2つめの答え。
日本人は
「なんだかわからないけど、書いて提出した」とか、
「なんだかわからないけど、言われたから教えた」
よーーーーーく聞きます。
今日を限りにやめましょう。
マイナンバーは
税、社会保障、災害対策における行政手続きの一部でしか
使われません。
利用目的は限られているのです。
利用目的、番号を聞かれるのはどうしてか?
常に明らかにする習慣をつけましょう。
番号を教えるなら、一呼吸おいて。
慌てて必要になるような、命が危険にさらされるようなことは
当分ありませんから。
3つめの答え。
社会保険庁はありません。
今は日本年金機構、年金事務所になりました。
弱者を守ろう
情報を得ることがたやすい人はまだ良いですが、
お年寄り、子どもがやはり心配です。
しっかりマイナンバー教育すること。
周知活動、日本はちょっとイマイチですよね。
個人情報を守る私たち、社会保険労務士が
マイナンバー対策お手伝いします。
社会保険労務士 森田涼子