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◇清野医療システムカレッジ構想 第19報 ◇ 清野医療システムコースは全5コースで開講します 瘀血治療コースは全2クラスで行います 講義項目を検討中です
清野医療システムカレッジは、下記の5コースで開講予定です。
A.医師・歯科医師コース
(西洋医療に東洋医療を融合させたい医師・歯科医師のためのコース)
B.鍼灸治療システムコース
(体系化された鍼灸治療を習得したい鍼灸師・医師のためのコース)
C.徒手治療コース
(整骨・接骨治療やあん摩治療を習得したい柔道整復師・あん摩マツサージ指圧師・鍼灸師・医師のためのコース)
D.瘀血治療コース
(瘀血治療を習得したい鍼灸師・柔道整復師・医師のためのコース)
E.養正治療コース
(東洋医学に基づいた養生法や運動法を習得したい医療従事者のためのコース)
これまで、鍼灸治療システムコース7クラスと徒手治療コース3クラスを紹介しました。現在、瘀血治療コースの講義項目を検討しています。
このコースは、1946年(昭和21年)から瘀血吸圧法を専門に治療してきた清野治療所79年のノウハウを伝承するコースです。創始者小山内良夫は、青森県弘前市の出身です。創始者没後、小山内家2代目と父正典が、瘀血吸圧法の普及活動をしていました。私も、中学・高校時代に、お手伝いをしていました。小山内家3代目(故人)は継承せず、そのご子息も家業を継がない(3代目奥様より確認済み)ことになり、吸圧器の製造や技術の継承は、清野充典が引き継ぐことになりました。小山内良夫先生の創始した瘀血吸圧法の技術伝承は、幼いころから携わる私の使命だと感じています。
2つの問題点解消に時間を要しています。
1.教材づくり
2.吸圧器の製造
教科書の文体が昭和初期で旧漢字かなづかいで読みづらいため、すべて読みやすいように再入力しています。もう一つは、吸圧器の製造です。セミナーを開く場合、一人の受講生に吸圧器25個~30個は必要です。1000個以上作成しないと、1個の単価が高額になります。1回のセミナーで、受講生が約30名確保できないと開催が困難です。10000個以上作成すると安価ですが、作成資金と保管場所に苦慮します。セミナーの開催方法を、協力者と相談しながら、知恵を絞っているところです。
現在検討中の瘀血治療コースシラバスを紹介します。
このコースは、瘀血治療を習得したい鍼灸師・柔道整復師・医師のためのコースです。瘀血治療とは、体液の分布調整や瘀血を取り除く治療法の総称として清野が用いています。主な治療法である瘀血吸圧法を中心に講義します。実技指導が中心のカリキュラムです。
〇 瘀血基礎知識クラス(全1回) ※任意
基礎知識クラスは、鍼灸師や柔道整復師に必要な知識を学習するクラスです。鍼灸師や柔道整復師を養成する学部や専門学校の学生さん、臨床経験1~3年目の先生に学んで戴きたいカリキュラムです。臨床経験が長い鍼灸師や医師の先生でも、瘀血に関する基本的なことを知りたいという先生には、新鮮な内容ではないかと思います。
全1回 いまさら聞けない瘀血の話
(1)瘀血治療とはどんな治療?
(2)瘀血って何?
(3)瘀血があるとどんな状態になるの?
(4)瘀血を取り除く鍼灸治療はあるの?
(5)瘀血を取り除く薬草治療はあるの?
(6)瀉血と刺絡の違い
(7)出血しない瘀血治療はあるの?
(8)瘀血を取り除く器具治療とは?
1)角法とは
2)吸圧法とは
3)吸玉法とは
4)吸角法とは
5)バンキーとは
(9)瘀血吸圧法とはなにか
〇瘀血吸圧治療法クラス(全5回予定) ※必修
このコースは、瘀血治療を習得したい鍼灸師・柔道整復師・医師のためのコースです。瘀血治療とは、体液の分布調整や瘀血を取り除く治療法の総称として清野が用いています。主な治療法である瘀血吸圧治療を中心に講義します。鍼灸治療や薬物治療で効果を得られない患者に有効です。マラリアに有効な治療法として端を発した「瘀血吸圧法」の基本から様々な病気に対する吸圧方法を伝承するクラスです。臨床経験が長い鍼灸師や医師の先生必須の内容です。
第1回 瘀血治療とは何か
(1)瘀血に対する基本思想
(2)瘀血治療の種類
1)鍼治療
➀刺絡
2)薬草治療
3)抜缶治療(吸玉治療)
4)吸角治療
5)吸圧治療
(3)瘀血吸圧法について
1)創始者小山内良夫
2)瘀血吸圧師
3)瘀血吸圧学院
(4)吸圧器について
(5)真空紙について
(6)吸着方法の基本
(7)自分の体に吸着してみよう
第2回 瘀血吸圧法の基本思想と基本手技
第3回 瘀血吸圧法の健康維持を目的とした治療方法
第4回 瘀血吸圧法の病気に対応した治療方法
第5回 瘀血吸圧法と鍼灸治療の併用方法
講義項目は、現在検討中です。
◇清野医療システムカレッジ構想 第15報 ◇ 清野鍼灸治療システムコースは全7クラスで開講します 2024年度内に「初歩の初歩クラス」から始める予定で教材づくりに取り組んでいます
https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5161138/
◇清野医療システムカレッジ構想 第14報 ◇ 清野鍼灸治療システムコースは鍼灸学部・医学部学生や鍼灸治療を学びたい医師や海外で鍼灸治療を行っている医療従事者を対象に「初歩の初歩クラス」を創設します
https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160843/
◇清野医療システムカレッジ構想 第8報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース初心者クラス(全1回)の講義項目を紹介します https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160692/
◇清野医療システムカレッジ構想 第9報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース初級者クラス(全3回)の講義項目を紹介します https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160693/
◇清野医療システムカレッジ構想 第10報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース中級者クラス(全4回)の講義項目を紹介します
https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160700/
◇清野医療システムカレッジ構想 第11報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース上級者クラス(全5回)の講義項目を紹介します
https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5160761/
◇清野医療システムカレッジ構想 第12報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース臨床者クラス(全4回)の講義項目を紹介します
https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5161126/
◇清野医療システムカレッジ構想 第13報 ◇ 清野鍼灸治療システムコース指導者クラス(全3回)の講義項目を紹介します
https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5161131/
◇清野医療システムカレッジ構想 第16報 ◇ 清野医療システムコースは全5コースで開講します 徒手治療コースは全3クラスで行います 基礎知識クラスの講義項目を紹介します https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5165133/
◇清野医療システムカレッジ構想 第17報 ◇ 清野医療システムコースは全5コースで開講します 徒手治療コースは全3クラスで行います 按摩クラスの講義項目を紹介します https://mbp-japan.com/tokyo/seino-1987/column/5165837/
令和6年(2024年)8月15日(木)
東京・調布 清野鍼灸整骨院
院長 清野充典 記
清野鍼灸整骨院は1946年(昭和21年)創業78年目
※清野鍼灸整骨院の前身である「清野治療所」は瘀血吸圧治療法を主体とした治療院として1946年(昭和21年)に開業しました 清野鍼灸整骨院は「瘀血吸圧治療法」を専門に治療できる全国で数少ない医療機関です