基準を上回る成績を目指すのに、9割が届かない?!?アクティブ型運用 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、4年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第180回目になります。
複数回にわたって、iDeCoのメリットについて執筆いただきました。
4回目の今回は、iDeCoでの合計拠出額・期間の改正見込みについての内容です。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
(*本記事の改正案は2025年9月12日時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。数値は変更となる場合があります)
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iDeCoは長期的な資産形成を目的とした「じぶん年金」の一つです。
様々な節税メリットのある「最強の運用法」とも言われる制度です。
このiDeCoが拡充される見込みなのは知っていますか?
毎月の拠出額、会社員は最大6.2万円・自営業者は最大7.5万円に増加見込み

2025年度の税制改正大綱でiDeCoの拠出限度額と加入年齢の上限変更が盛り込まれました。
今後、第2号被保険者が毎月最大6.2万円に、第1号被保険者が毎月最大7.5万円に引き上げられる見込みです。
また、働き方に関わらず、70歳になるまでiDeCoに加入できる見込みです。
(*執筆の2025年9月11日時点では改正内容の施行日は未定。
厚生労働省「令和9(2027)年の控除分からの実現を目指して、準備を進める」:『私的年金制度の主な改正事項の施行スケジュール【予定】(2025年7月時点)』より)
* 最大6.2万円などは、企業型DCなどとの合算合計額。iDeCo単体の上限が6.2万円などになるわけではありません。
では、この改正見込み通りに改正された場合、どのぐらいの差ができるのか試算、比較してましょう。
企業年金のない会社勤め、会社員29歳の人が上限額・上限期間まで加入した場合の拠出額計算例
改正前:年間27万6,000円×35年間(65歳迄)=966万円
改正後:年間74万4,000円×40年間(70歳迄)=2,976万円
自分の老後に向けて3,000万円近くの金額を運用することができるのです。
これだけの金額が受け取れる備えがあれば、将来設計も変わるはずですよね。
もちろん、運用に失敗する可能性もありますので、この金額まで行かないかもしれません。
それでも、大きな支えになる可能性が高いわけです。
個人事業主(国民年金基金未加入)、29歳の人が上限額・上限期間まで加入した場合の拠出額計算例
改正前:年間81万6,000円×35年間(65歳迄)=2,856万円
改正後:年間90万円×40年間(70歳迄)=3,600万円
これだけの金額を運用できれば、何も準備していない状態と比べて老後の生活は格段に安心できるでしょう。
会社員と違い、退職金制度がない個人事業主にとって、iDeCoは自分で「退職金」を用意する効果的な方法といえます。
この金額が老後の生活を支える大きな柱になるでしょう。
自分の将来に向けて、最強の運用法で「じぶん年金」も大事な選択肢
老後の備えは大切です。
引退し、収入が途切れてしまうと、国民年金だけでは現役時代と同じ水準の生活は厳しいかもしれません。
そうならないためにも、最強の運用法ともいわれるiDeCoを計画的に利用してみるのも大切です。
会社員だけでなく、個人事業主の人にも大きく改良され、より多くの拠出金額・より長期間運用できるようになる見込みです。
こうやって数字にしてみると、その利用価値の大きさが理解できるでしょう。
(*本記事の改正案は2025年9月12日時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等、内容を保証するものではありません。数値は変更となる場合があります)
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、iDeCoについて執筆いただきました。
iDeCoでは投資家にとって沢山のメリットがあり、RIA JAPANでは「最強の運用法」だと考えています。
RIA JAPANではiDeCoの名前が有名になる前からiDeCoについて発信してきました。
弊社代表が執筆した最初のiDeCo書籍は2016年に発売されています。
全てをここで紹介することはできませんが、一部発信してきたコンテンツを紹介します。
関連記事
・著書「NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!」
P38よりiDeCoでの拠出金額について解説しています。
NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!Amazon販売ページ
・ダイヤモンドオンライン コラム
NISA、iDeCoなど、20%トクする非課税制度をフル活用する基礎知識
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
P230より非課税制度について解説しています。
「お金を増やすならこの1本」Amazon販売ページ
・YouTubeチャンネル「所長解説のおカネ学」
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第180回目)。
※本コラムは特定の有価証券又は金融商品を勧誘するものではありません。また、特定の資産クラスに対する今後の方向性を保証するものではありません。
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