連休から始める資産運用! 日米でシニア資産に数千万の差が! 資産形成を米国投資家に学ぶ理由とは?
例年、3月は相場の動きが激しくなる傾向があるように思います。
その理由の一つとして、年金機構等の機関投資家のリバランスが考えられます。
例えば、2024年12月末時点のGPIF(国民年金基金連合会)のポートフォリオでは、
外国株式:24.93%、国内株式:24.99%という配分になっていました。
2025年3月25日時点(3/26朝取得データ)で株価指数の年初来リターンは
S&P500:▼1.8% ナスダック総合:▼5.4% 日経平均株価:▼5.3%
(出所:Trader’s web より2025/03/26取得)
と下落しています。
更に、USDJPYの為替水準は円高ドル安方向に4.57%変動しました。
2024/12/30時点:158.18 → 2025/03/25 時点:150.95
(出所:三菱リサーチ&コンサルティングより USDJPY TTMデータ取得)
ドル建てでの投資分は、日本円ベースでは
円高ドル安の影響で更に日本円評価で下落しているでしょう。
GPIF保有の外国株式や国内株式が、価格下落により配分が小さくなり、
基本ポートフォリオの25%を下回る可能性が考えられます。
(ポートフォリオの変動許容幅は外国株式:25%±7%、国内株式:25%±8%)
すると、外国株式と国内株式を購入し、その他の資産を売却するリバランスが行われる可能性が考えられます。
外国債券も、為替影響で購入する可能性もあるかもしれません。
3月の相場が激しく動く要因の一つに、このような機関投資家によるリバランスが関係している可能性があるかもしれません。
2020/03/26 日経CNBC出演時にも相場は大きく変動
2020年3月26日に日経CNBCにて安東隆司が解説した際にも、
市場は波乱の様相を呈していました。
相場が大きく動いた要因や、富裕層は相場下落にどのように備えているのかを解説しています。
【トクするおカネ学】下落相場に富裕層はどう備えているのか
1分32秒ころからS&P500の騰落率のデータが表示されています。
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