岸田首相が提唱する資産所得倍増!アメリカでの資産所得=財産所得は? 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、3年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第138回目になります。
今回の内容は年金の2階建てについてです。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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年金は2階建てって聞いたことありませんか?
「2階建て年金」と呼ばれることもありますが、わかりにくいですよね。
でも、2階建てってなに?って聞くシーンもほとんどないのが事実。
年金という、将来にかかわることだからこそ、理解しておくべきでしょう。
年金の基本
まずは年金の基本をおさらいしましょう。
すべての人が加入するのが「国民年金」
これを受け取るときは、老齢基礎年金となります。
これが1階部分にあたります。
2階部分になる厚生年金
今度は1階の上に乗る2階の部分。
サラリーマンなどは「厚生年金」にも加入となります。
(また、現在は厚生年金に統一されていますが、以前は公務員には「共済年金」がありました)
国民年金にプラスして厚生年金の支払いがあるでしょう。
給料から天引きされるので気が付かないかもしれません。
実は勤務先も半分負担してくれています。これが上乗せしてもらえるようになるわけです。
ただし、自営業は厚生年金に加入できません。
なので、1階部分しかもらえないので、自力で上乗せすることになります。
この辺りは大きな違いですよね。
自分で老後備える年金であることから「じぶん年金」などとも呼ばれます。
また、じぶん年金の一つとして、公的年金とは別に、
非課税でおトクに貯められる確定拠出年金も近年注目を集めています。
個人型確定拠出年金の愛称がiDeCo(イデコ)です。
超超高齢化社会だからこそ知識が大切
日本も一気に高齢化社会どころか、超超高齢化社会に突入しています。
なんだかわかりにくい言葉ですが、とてつもない高齢化社会なのです。
2053年には日本の総人口が1億人を割ってしまうと推計されているデータもあるのです。
(内閣府 2020年公開 令和2年版高齢社会白書 「第1節 高齢化の状況(1)」より)
そのため、少ない若年層が多くの高齢者を支える仕組みになっています。
この問題に対処するには、保険料の増加、支給年齢の引き上げ、支給額の減少もあり得るわけです。
支えきれなくなりますからね。
このような変化に対して、2階建て年金制度を理解するのは大切でしょう。
老後の自分を守るためにも、2階建てにすることは大切だからです。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、2階建て年金について執筆いただきました。
少子高齢化が進む日本では、年金の課題が沢山あるともいわれています。
今回触れられた内容でもありましたが、公的年金とは別に「じぶん年金」の存在も注目を集めています。
これから資産形成を始めようという人は、
非課税でおトクに「じぶん年金」が貯められる確定拠出年金などを活用してほしいと考えています。
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【関連記事】
・著書「NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!」
P200「今さら聞けない年金制度 2階建て年金って何?」にて解説しています。
NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!Amazon販売ページ
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第138回目)。
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