資産運用の相談、IFAとRIAの違いって? 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、3年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第134回目になります。
今回は相場下落に対する富裕層の心構えについて執筆いただきました。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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富裕層は資産運用するうえで、さまざまな備えをしています。
相場が下落すると、不安な要素が多数出てくるわけです。
不安要素が出てくれば、さてどうしようか!?とあたふたするものです。
ですが、富裕層は違います。
焦って行動する前に、富裕層ならどうすると思いますか?
富裕層はどしっと構えます。
バタバタと慌てません。
「お金があるから」というだけじゃないんです。
危機感を覚えたとき、富裕層はどうするか。
大きなヒントが隠れています。
最高値で売り、最安値で買えることはない
「高いときに売り、安いときに買え」
理屈は分かります。
理想としている人も多いかと思いますが、常に100%の確率で出来るかといえば無理なことです。
最高値と最安値は、記録なのですから、あとからわかります。
その時に判断するのは不可能に近いわけです。
「これまでに比べて、今は比較的高値です」
は出来たとしても
「今が前後の期間を含めて最高値です」
と予想することは出来ないでしょう。
つまり、こんなこと狙っていると、機会損失の方が大きくなりかねないわけです。
下手に動くよりも留まることの意味
相場の揺れ動きに乗ると、売り買いを繰り返さなければいけません。
富裕層は早々に動きません。
ここで出てくる差はなんでしょうか?
それは税金などコストの存在です。
利益が出れば20.315%の税金*がかかります。
また、銘柄によっては売り買いをすることで手数料*が発生することもあるでしょう。
(*注 NISAやiDeCoなどの非課税口座利用時にはかからないケースがあります)
コストによって利益が目減りするわけですが、新たな投資先で回収できるでしょうか。
更に、新しい銘柄がどれぐらい上昇するかなんかわかりませんよね。
わかるなら誰も損しないのです。
相場の揺れ動きがわからないのと同じように、未来予知能力でもなければ、わかるはずはありません。
富裕層は動じない、「市場に留まる力」とは?
Staying Powerという言葉があります。
留まる力という意味です。
揺れ動く相場が回復するまでバタバタせず、留まることを意味します。
特に下落が発生した時*こそ留まる。
必要以外のコストをかけないことで、損失を抑えるのです。
「下手に売却したら、実は安値でした。回復しても利益が得られませんでした」となれば、目も当てられません。
留まることにより、必要以外の手数料も支払わないで済むわけです。
更に、リスクを取れる富裕層は下落時こそ、投資のチャンスと考え、
運用する資金を追加するケースも多く見られるそうです。
実際にリーマンショックのときもCOVID-19でも、下がった相場は回復しました。
留まっていた、資金追加した富裕層は損をしなかったどころか、ちゃんと利益を得たのです。
(*本記事下部掲載の関連記事「強気相場のリターンは、弱気相場の損失を補って余りある」を参照ください)
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、相場下落に対する富裕層の心構えについて執筆いただきました。
下記リンクよりRIA JAPANが発信してきた関連コンテンツが閲覧可能です。
【関連記事】
・マイベストプロ
強気相場のリターンは、弱気相場の損失を補って余りある
・マイベストプロ
3つのリターン「4.86%」「1.10%」「▼2.43%」あなたはどれを選ぶ?
・著書「NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!」
P96にて長期投資について解説しています。
NISA・つみたてNISA・iDeCoプロの選び方教えてあげる!Amazon販売ページ
・日経CNBC 朝エクスプレス マーケット・レーダー
有料経済チャンネル 日経CNBCにて解説しました。アーカイブが無料にて90秒閲覧可能です。
【トクするおカネ学】下落相場に富裕層はどう備えているのか
・ダイヤモンドオンライン
負けない投資家になるために忘れてはいけない、たった1つの投資のコツとは?
・ZUU ONLINE
急落相場「今、売っておかないともって下げる」に注意 富裕層の投資戦略は?
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
P194より関連項目、市場に留まる力「Staying Power」について解説しています。
「お金を増やすならこの1本」Amazon販売ページ
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第134回目)。
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