投信の手数料打ち切りも 米国投資家に学ぶべきコト
『あなたが投資について相談する先は、どんな人、会社ですか?』
経済専門チャンネル日経CNBCが投資家を対象にしたアンケート結果を、2023/07/05に発表しました。
RIA 2.6%
FA 0.9%
出所:[アンケート]投資の相談先は?/「日経CNBC投資家サーベイ」
2023/06/29頃から2023/07/03(月)深夜まで
投資助言業者(RIA)に相談するとの回答が2.6%でした。
金融商品仲介業者(FA)の0.9%を上回る結果となりました。
認知度が上昇する「RIA」
選択肢に「RIA」が入ったのは、日経CNBCで初か?
日経CNBCの放送で、アンケートの選択肢に「RIA」という言葉が入ったことはおそらく初めてだと思います。
経済専門の有料チャンネルと契約する視聴者が相談するのは、
販売者であるFA(いわゆるIFA)よりも
RIAの比率が高かった
という驚くべき結果となりました。
IFA登録者数は6,148名(2022/12月、日本証券業協会)という一大勢力、
一方、日本で個人向け事業を営むRIAはごく少数です。
この点を考えると、「商品販売をしない」「中立なプロのアドバイザー」への期待度の高さが読み取れるデータとも考えられるのではないでしょうか。
金融庁資料にも「投資助言会社」の記載が
出所:金融庁『資産運用業高度化プログレスレポート2023 ―「信頼」と「透明性」の向上に向けて』2023年4月
金融庁のレポートの中で、「投資助言会社」がP2の図表で紹介されています。
この図で「投資助言会社」は、「販売者」と異なる立場で、投資家にアドバイスをする役回りであることが見てとれます。
中立な立場のアドバイザーが、今後ますます社会的に必要だと認識されてくることを期待しています。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
本記事は信頼できると判断された情報等を基に作成しておりますが、正確性、完全性を保証するものではありません。
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参考 アンケートの選択肢
Q4.投資の相談先は?
あなたが投資について相談する先は、どんな人、会社ですか?
次の中から最も当てはまるものを一つ選んでください。
・証券会社(または証券会社の社員)
・銀行(または銀行員)
・運用会社(または運用会社の社員)
・投資助言業者(RIA)
・金融商品仲介業者(FA)
・ファイナンシャルプランナー(FP)
・身近で投資に詳しい人
・YouTube、Twitterなどで情報発信する人
・特にいない・分からない
・その他(具体的にお書きください)
出所:日経CNBCメールマガジン 2023/06/29号