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安東隆司

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安東隆司(あんどうりゅうじ) / 投資顧問

おカネ学株式会社 Reliable Investment Advisors Japan Co.,Ltd(英文名称 略称 RIA JAPAN)

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コラム

最近増加中のデート商法って?ぼったくりで40万円を超す被害も!

2023年5月26日

テーマ:若手社員 資産運用始めてみた

コラムカテゴリ:お金・保険

皆さんこんにちは、RIA JAPAN 若手社員です。
今回は資産運用とは少し違う内容ですが、皆さんに注意してほしい内容があり、急遽執筆しています。

今回の記事では以下の内容についてお話させていただきます。

  • 増加するマッチングアプリでの出会い
  • マッチングアプリを使ったデート商法にご注意!
  • 「知り合いの店」「行きたい店」にご注意!
  • 実はマッチングアプリでは離婚率が低い!?

(本記事は増加するぼったくり被害やデート商法に関する注意喚起を目的に執筆しました。RIA JAPAN おカネ学株式会社ではマッチングアプリの使用方法やデート商法・ぼったくりの被害についてのお問合せは電話・メール問わず受け付けておりません。ご了承ください)

増加するマッチングアプリでの出会い

最近では、異性との出会いでマッチングアプリを用いての出会いが増加しています。
若手社員(20代)の周りでもマッチングアプリを通じて恋人と出会ったという友人が増えてきました。
これまではインターネットで知り合った人と会うなんて……というイメージを持っている人が多くいました。
筆者もその一人だったのですが、どうやら最近ではマッチングアプリやネット婚活サービスを利用するのも当たり前になってきているようです。
例えば、2021年12月に消費者庁にて公開された「マッチングアプリの動向整理」では
独身者のネット系婚活サービスの利用率について公開されています。
2017年では9.1%の利用率に留まっていましたが、2021年では21.8%の利用率に増加しています。
独身者の5人に一人がマッチングサービスを利用しているということなんですね。

マッチングアプリを利用したデート商法にご注意!

利用者が増加しているマッチングアプリですが、その分悪用している人も増えているようです。
2023年の1月・2月の2か月間で、飲食店などのぼったくり相談件数は約110件で、被害総額は5900万円にも上るそうです。
しかし、その内の9割である100件超がアプリで出会った女性と共に訪れたお店によるものとのことでした。
被害者が話していた手順はどれも同じようだったとのことです。

ぼったくりトラブルの手順

  1. アプリで知り合った女性と待ち合わせる
  2. 現れた女性に「行きたい店がある」と言われ、指定のバーに向かう
  3. 一人5千円程度の飲み放題を頼む
  4. ゲームに参加させられ、次々とショットが注文される
  5. ショットは飲み放題に入らず、結果として10万円以上の請求を受ける

事例によっては40万円以上の請求を受けたという被害事例もあったそうです。

このような手口はマッチングアプリを通じて誘い出す女性とお店がグルである事例が多いとみられています。
実際に2023年4月6日では同様の手口を行ったとして男女16人が逮捕されたというニュースもあります。
出典:2023年5月9日朝日新聞

「知り合いの店」「行きたい店」にご注意を!

これらの被害事例には共通点があります。
それはマッチングアプリで出会った女性から「知り合いがやっている店がある」「行きたい店がある」と誘うことです。
「この子なら大丈夫」「ぼったくりなんてする子じゃない」と思わず、自分で予約したお店であったり、自分が行ったことのあるお店から選ぶことが重要ではないでしょうか。

実はマッチングアプリは離婚率が低い!?

誤解が無いように記述しますが、本記事はマッチングアプリでの恋人探しを完全に否定するものではありません。
毎日放送が2020年に1万人を対象に調査したアンケートでは興味深いデータが発見されています。
それは、一般のカップルとマッチングアプリで出会ったカップルでの離婚率に差があるというものです。

一般のカップルの離婚率が6.6%であるのに対し、マッチングアプリでの離婚率が4.5%でした。
「同じ趣味の恋人を探せる」なども理由の一つであると筆者は感じています。

まだ、国内では歴史が浅く、データが不足していますが、海外での複数の調査でもマッチングアプリ利用者カップルの方が離婚率は低いようです。

参考:米アカデミー紀要の研究

2005年から2012年までに結婚した1万9131人を対象に調査。
オフラインでの出会いの離婚率が7.6%
オンラインでの出会いの離婚率が5.9%でした。

まとめ

筆者は利用していませんが、今後マッチングサービスはより拡大していくのではないかと考えています。
そして、利用者が増えるほど、悪用する人が出てくる可能性も増えるとも考えられます。

また、「悪用する人が悪いのであって、サービスやツールに罪はない」とも考えています。
(勿論サービス・ツールを提供する側が対策を取る必要もあるかとも思います)

ハサミが人を殺したからハサミを使わないようにする。とは考えにくいですよね。
だからこそ、危険な使い方もあるということを知った上で、正しい使い方を知る必要があるのではないでしょうか。

現在マッチングアプリを利用している人や、これからマッチングアプリを利用される人は、是非「利用者の中には悪用している人もいる」という認識を持って利用してほしいと思います。

(執筆:RIA JAPAN 広報部 若手社員)

※本記事は増加するぼったくり被害やデート商法に関する注意喚起を目的に執筆しました。
 RIA JAPAN おカネ学株式会社ではマッチングアプリの使用方法やデート商法・ぼったくりの被害についてのお問合せは電話・メール問わず受け付けておりません。ご了承ください。

この記事を書いたプロ

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