投信の手数料打ち切りも 米国投資家に学ぶべきコト
4/28、日銀の金融政策決定会合後、植田新総裁が会見しました。
本日の発表でサプライズは無く、国会での事前の説明を補足した内容だったと思います。
筆者私見:3つのポイント
・2%の「物価安定目標」を継続
・「フォワード・ガイダンス」が削除されている
・金融政策運営について 1年から1年半かけ、多角的レビューを行う
筆者の私見、ポイント解釈
イールドカーブコントロール(YCC)も大規模緩和も維持
→ 就任直後でいきなり変更はできないでしょう。
マーケットの対話姿勢が無い、黒田前総裁の行動を否定と取られかねないことは避けたのではないでしょうか。
「フォワード・ガイダンス」という文言が削除されている
→ 将来の金融政策の方針を前もって表明することがフォワード・ガイダンスです。
金利上昇を前もって説明すれば、先回りしたトレードが発生するでしょう。金利変更は常にサプライズである必要があると思います。
→ 政策変更はいずれやりますよ、というサインだとも考えられます。
「多角的レビュー」を1年から1年半かけて行う
→ 過去を見つめて今後改善するための基礎的な考え方、方針を決定するのでは?
→ YCC見直しは、今回は行わなかったがいずれ行うと考えられます。
→ FRBやECBが1年から1年半をかけて見直しをやっています。また内田副総裁が過去の国会で述べた事柄が反映されました
→ 金利政策が1年や1年半動かさないということではないと考えられます。
植田総裁も会見で「必要に応じて政策変更はあり得る」と回答しました。
→ 1年半は、任期5年で(新たな政策変更に)対応し行動するためとの回答もありました。
※本記事の見解は筆者による見解であり、様々な見方が存在します。実際の会見の意図を正確に汲み取ったものとは限りません。会見の模様をご自身で確認されることをお勧めいたします。
正確性、完全性を保証するものではありません。
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