あなたの資産が倍になるまでにどれぐらい？72の法則とは　投資初心者が知らなかった資産運用

(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、2年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど！と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい！」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第69回目になります。
今回は72の法則について執筆いただきました。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります（*）は編集部校正。


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学校で法則をいっぱい学びましたよね。
フレミングの法則とか、ランチェスターの法則とか。
分野ごとにいろいろとあるものです。
投資のなかにも法則があるわけですが、72の法則は知っておいて損はありません。

72の法則とは

投資には72の法則というものがあります。
答えからいくと、自分の資産が倍になるまでの期間を計算できる法則です。
なんか都合がいい法則のような気もするかもしれません。
でも、とても簡単なのです。

たったこれだけです。

この法則を使って、銀行の普通預金で資産を倍にするまでどのぐらいかかるか、計算してみました。
金利は0.001%とした場合、出てきた数字は驚きの72,000年です。
天文学すぎてよくわかりません。
もう預金する意味はないと感じますよね。

現実的に24年で資産を倍にするには

銀行の金利では72,000年と、現実味がないので、ちょっと3%にしてみましょう。
72の法則で計算すると、24年という数字が出てきました。
3%で運用していった場合、24年で倍になるわけです。
どんなに頑張っても7万2000年も生きられるわけはないので、現実的な数字ですよね。
72の法則から見れば、このぐらいの金利水準を見ておかなければ、
投資でお金を増やすのは現実的でないともいえます。

お金に働いてもらう

どんなに優れた運用でも、リターンが絶対にあるとは言えません。
でも、低い金利に対して投資しても、72の法則を見ても効果が薄いことがわかるでしょう。
大事なことはバランスではないでしょうか。
アメリカでは、家計の約55%を有価証券に回しているというデータもあります(*関連記事にて解説)。
日本は銀行預貯金が54%ともいわれるのと大きな違いです。

自分が必死に働くのも大切ですが、お金に必死に働いてもらった方がいいと思いませんか？
リスクが低くても、7万年も待てませんから。


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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、72の法則について執筆いただきました。
日本ではお金は貯金した方が良いとされる風習が根強く残っています。
しかし、昨今の低金利環境下では資産を増やすのに莫大な年月がかかってしまいます。
預金している人や、既に運用を始めている人も、この「72の法則」を用いて、資産倍増までどのぐらいかかるのか是非計算してみてください。

この72の法則について、著書にて採り上げています。
他にも、資産運用を始めるにあたって知っておきたいポイントを多数掲載！
資産運用の入門書となっています。
・著書「NISA・つみたてNISA・iDeCo プロの選び方教えてあげる！」
　P82「資産倍増のコツ 72 有価証券投資 財産所得とは？」等にて解説しています。
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関連記事
日本は家計の15.7%がリスク資産に、アメリカでは何％？

繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど！と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい！」と感じた内容について記述してもらったものです（第69回目）。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
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