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安東隆司

海外ETF・相続専門家の資産運用管理コンサル、RIA

安東隆司(あんどうりゅうじ) / 投資顧問

おカネ学株式会社 Reliable Investment Advisors Japan Co.,Ltd(英文名称 略称 RIA JAPAN)

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コラム

「独立系の運用指南」のラップにETF入っている?一般投信はコスト高運用

2022年9月21日

テーマ:所長解説のおカネ学♫

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: IFA投資信託NISA

独立系金融アドバイザー(IFA)の一角に個人マネーが流れ込んでいる。長期の資産形成を重視する運用指南が支持を集めている

日本経済新聞 「独立系の運用指南、預かり資産増 仕組み債は顧客離れ」 2022/09/21より一部抜粋

「IFA:独立系アドバイザー」がハイレベルの顧客本位を実現できているのでしょうか?
日本で誤解が多い数点を解説します。

IFA:独立系アドバイザー は米国基準のアドバイザーではない

FA(金融商品仲介業者)は、証券などで上がった収益の一部を受け取っています。

自称は独立系でも、実際は証券への取次ぎを行う事業者で【販売者側」なのです。


米国では、投資助言登録(RIA)を持っていない者は、アドバイザーとは名乗れないことになっています(REG BI)。

日本のIFAのような仲介業者は、「ブローカー」、
RIA登録者は「アドバイザー」と区別されています。

日本のIFAは、RIA登録が無ければ米国基準ではアドバイザーと名乗れないことになっています。

ラップにETF入っている?コスト高の投信入っていない?

ハイレベルな顧客本位を実現するためには、ツールがとても重要です。
ファンドラップという商品があります。
一般的な投資信託をツールとして用いて、ポートフォリオを構築する例が考えられます。

なぜラップにコスト高の、一般的な投信をいれるのか?

このラップ口座に、コスト高の一般的なファンドが入っていませんか?

コスト安の運用を目指すならば、わざわざコスト高の一般的な投資信託をツールに用いる必要はありません。

ETFも「ファンド」の1種ですから、コスト安のETFを使ったほうが、低コスト運用を実現し、より高いリターンが目指せるでしょう。

RIA JAPAN 安東隆司のホンネ暴露

金融商品の販売をしない「投資助言業」=RIAを、安東隆司(アンドウ リュウジ)は経営しています。
自身でも投資家として33年以上の経験があります。いわゆるリーマン・ショック(金融危機)の時に、既に外資系プライベートバンカーとして、富裕層の資産運用・資産管理に携わっていました。

私、投資家ですが、その商品ってリターン出ますか?

大手メガバンクに17年勤務し、取り扱い商品のコスト高にウンザリしました。
運用コストの高いアクティブ型で、市場平均(インデックス)を上回ることはできる?
自らが株式投資家であったからこそ、疑問に思った点です。

プロの運用者、自身はETFを資産運用ツールで使っている!

自身ではETFで運用する、プロのファンド・マネージャーの話を知っていますか?
仕事で投資信託(ファンド)の運用するファンド・マネージャーですが、自分自身の運用にはETFを用いていた、という記事がありました。
理由はETFの運用コストが圧倒的に安いからです。

勤務していた銀行の運用商品で、長期投資に適したモノが無かった

勤務していたメガバンクで「金融商品仲介」が業務開始しました。
株式投資をしていた安東は、

コスト高商品にウンザリ。
・運用開始時に3%の手数料?
・保有しているだけで、1.5%の信託報酬がかかる?
→ スタート1年で4.5%も支払う?
→ そんなコスト高で、市場リターンを上回ることができるのか?

親に勧められるモノしか、勧めない!

自身としては、保有コストゼロの株式で運用していた安東は、アクティブファンドの運用成績に疑問を感じました。
自分自身で、運用商品として、この商品を選ぶだろうか?

プロとして、自分の運用に用いないモノや、
親に勧められないモノを、
お客様に売る商売って、おかしくないですか?

だから私は販売者を卒業し、RIAになった

自信をもってお勧めできる商品だけを取り扱いできないだろうか?
プライベートバンクに、その活路を求めました。
しかし「お客様想いのプライベートバンク」は収益性が低く、日本から撤退してしまいました。

自称プライベートバンカーに問う! お客様想い実現してる?

日本の自称プライベートバンカーに問いたいことがあります。

・オープンアークテクチャーを実現できる職場ですか?
・収益目標のために、自身では投資したいと思わない商品をお客様に販売していませんか?
・お客様の資産運用は、まずまず成功していますか?

「オープンアークテクチャー」というのは、金融機関の系列に関わらず、最も有利だと思うツールを運用に用いることができる体制です。
例えば、ファンドラップでETFをツールに用いることはできますか?
なぜ、コストの高い一般的な投資信託でラップ運用をしなければならないのでしょうか?
答えは、ETFでは信託報酬のキックバックがない=商品からの収益が無いからです。
最も有利だと考えられる商品を系列に関わりなく、顧客に提供できることがオープンアーキテクチャーです。
自社ブランドの○○ファンドを売っているとしたら、オープンアーキテクチャーを実践できていない、「なんちゃってプライベートバンカー」だと思います。

収益計上のために、後ろめたい気持ちで、ホンネでは勧められない商品を販売していませんか?
それは、お客様の資産運用の成功に役立ちますか?

お客様の資産運用は、まずまず成功していますか?

お客様想い、顧客本位を実現できてこそ、プライベートバンカーだと思います。
富裕層の人々は、「なんちゃってプライベートバンカー」に注意してほしいのです。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
本記事は信頼できると判断された情報等を基に作成しておりますが、正確性、完全性を保証するものではありません。

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