本当に高いリターンが狙えるの?アクティブ運用とは 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
投資初心者さんが執筆した記事は多くの人に閲覧いただきました。
これから投資を始めたいという人や、すでに投資を始めている人の参考になれば嬉しく感じます。
半年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第23回目になります。
今回の内容は相場急変時に富裕層はどう備えているかについてです。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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世界的にさまざまな相場が揺れ動いています。
資産運用していると、こういった不安定な局面が訪れたとき、どうすればいいかと思ってしまうでしょう。
売らなければいけないのか、それとも逆にとらえて買いに走るべきか。
揺れ動いて先が見えないと、余計に不安に駆られます。
こんなとき、大きなお金を動かす富裕層ならどうするのか。
「富裕層の金融執事」の本や記事を読み返してみたのです。
今売らないと下がるけど売るのがいいのか
「今売らないともっと下がる」
揺れ動くという恐怖にさらされたときに出てきますよね。
でも、ここで動くのがいいのかというのが問題です。
下がったときに売るとします。
売れば損失を確定させ、さらに手数料を支払わないといけません。
損失に更に出費を重ねる事態。
それがいいのかと考えなければいけない場面ですが、Staying Powerという言葉があるのです。
これが富裕層の資産運用に対する心構えにつながっていきます。
Staying Powerってなに?
富裕層は、こういった局面でどういう行動をとるのか。
まずは慌てず、回復局面になるまでじっと耐える。
Staying Powerは(市場に)留まる力という意味です。
リーマンショックが発生したときにも出てきた言葉です。
安い価格で売却し、相場が回復したときのリターンも得られなくなる事態が起こりました。
「投資家が市場から撤退したときも、市場の方は平均すれば同じように順調に上昇している」
「だから、買ってずっと持っている単純な戦略に比べ、市場から一時手を引くことは損をする」
じたばたすることが、悪化させる結果を導くといってもいいでしょう。
また、借り入れをすることで2倍のリターンを目指すレバレッジ型などを使っている人は相場が下がった時に担保が不足し、換金しなければならない状態になってしまう可能性もあるのです。
レバレッジ型ETFなどは一般的なETFから*除外されたという話も聞きましたし、きちんとリスクを認識できない人は手を出さない方がいいのかもしれませんね(*一般のETFとは別にレバレッジ型として表示されるようになった:関連記事にて補足)。
つまり、こういう場面だからこそ、じっと我慢し、回復局面に実ったリターンを得るということが、富裕層資産運用の心構えのひとつではないでしょうか。
富裕層に見習う留まる力
相場が下がると不安に感じるのは当然です。
「底値で買って高値で売る」
こう考える人もいるでしょう。
よく聞く言葉ですが、こんなことをいつもできるわけではありません。
売却すれば、約20%もの税金が生まれてきます。
その分のメリットを受けられるような形がとれるとは思えないはずです。
すぐに現金化しなければ!と感じる人も多いかもしれません。
「強気相場のリターンは、弱気相場の損失を補って余りある」
このようなメッセージもあります(詳細は関連記事に掲載)。
相場急変の今だからこそ、富裕層に見習って留まる力を発揮したいところです。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、市場に留まる力 Staying Powerについて執筆いただきました。
相場が急変している時は誰もが不安に感じるからこそ、相場急変に備えた心構えを普段から持ち、そして回復局面時にリターンを享受してほしいと考えています。
RIA JAPANではStaying Powerについて発信してきました。
下記のリンクより発信してきたコンテンツが閲覧可能です。
関連記事
・ダイヤモンドオンライン
負けない投資家になるために忘れてはいけない、たった1つの投資のコツとは?
・日経CNBC 朝エクスプレス マーケット・レーダー
有料経済チャンネル 日経CNBCにて解説しました。アーカイブが無料にて90秒閲覧可能です。
【トクするおカネ学】下落相場に富裕層はどう備えているのか
・ZUU ONLINE
急落相場「今、売っておかないともって下げる」に注意 富裕層の投資戦略は?
・マイベストプロ
強気相場のリターンは、弱気相場の損失を補って余りある
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
P194よりStaying Powerについて解説しています。
「お金を増やすならこの1本」Amazon販売ページ
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第23回目)。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
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