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安東隆司

海外ETF・相続専門家の資産運用管理コンサル、RIA

安東隆司(あんどうりゅうじ) / 投資顧問

おカネ学株式会社 Reliable Investment Advisors Japan Co.,Ltd(英文名称 略称 RIA JAPAN)

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コラム

企業型DC(確定拠出年金)始めて最初の1年を振り返る 20代若手社員が資産運用始めてみた

2022年1月16日

テーマ:若手社員 資産運用始めてみた

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 資産管理確定拠出年金投資信託

皆さま、こんにちは。
RIA JAPAN おカネ学株式会社 20代若手社員です。
資産運用を始める前に知っておきたい知識や、実際に感じた点などをお伝えしたいと思います。
また、用語等厳密な文章だと分かりにくい文章になってしまう可能性があるため、分かりやすさを優先した表現を心掛けています。

企業型DCを始めて1年が経過、若手社員の運用状況は

2020年の年末から弊社に企業型DCが導入され、2021年12月をもって運用開始から約1年が経過しました。
今回は若手社員の運用状況をお伝えしつつ、感じたことなどを皆様にご報告したいと思います。

現在の若手社員のポートフォリオ(2022年1月14日取得時点)

カテゴリ損益率
外国株15.4%
新興国5.8%
J-REIT1.9%
海外REIT19.2%
国内株2.3%

以上のラインナップで合計、10.3%のリターン(累積)となりました。
現在、私は「海外株式」「国内株式」「海外REIT」「国内REIT」の4つの資産カテゴリーに投資するポートフォリオで運用しています。
いわゆる「株式100%」のポートフォリオではありません。
※国内株についてはリターン計測目的で、ポートフォリオの割合も小さくし、あえてアクティブ型銘柄を保有しています。現状、大きなリターンといえないでしょう。

高リターンの牽引役となった海外株、それを超えるリターンだった外国リート

2021年の1年間は世界的に好調な株式市場でした。
参考に上場インデックス世界株式指数であるMSCI ACWIの2021年の価格変動を見てみましょう。

参考:MSCI ACWIの価格変動 リターンを単純計算した結果は16.60%
2021年1月1日 90.72
2021年12月31日 105.78
(データ出所:Bloomberg 2022年1月14日取得 MSCI ACWIの12月30日、1月2日などのデータは無し)


ポートフォリオに入っている外国株インデックス銘柄は15.4%と大きなリターン要因となりました。
そして、意外にも外国株式インデックスを超える収益率19.2%となったのが海外REITでした。
私は、REIT(不動産投資信託)について分配金・配当金を目的としており、値上がり益を求めていません。
不動産投資と聞くと複雑なイメージがありましたが、REIT関連の投資信託を購入しているだけで間接的に不動産に投資することができる!というのは改めて便利に感じましたし、外国株式が大きなリターンになると予想していたのでこの展開は想定外でした。
REITについては投資初心者さんに執筆いただいた記事が公開されておりますので、REITについて知りたい方はそちらも是非ご参照ください。(投資初心者さんは若手社員とは別人です。記事リンクは本記事下部に掲載します)

「こまめに見ない」スタンスで意外と不安にならなかった資産運用

資産運用を始める前は不安で銘柄を全力で調査したり、調査期間中は細かな値動きをチェックしていました。
しかし、実際に始めてみると「積み立てているから、短期の値動きは気にしなくて大丈夫!」という心理が働き、細かな値動きで一喜一憂することは少なかったように思えます。
ここが積み立て投資のポイントだと強く感じました。
そして、過去のRIA JAPANの記事にて取り上げられていた、バンガードの最高投資責任者である、グレッグ・デイビス氏の言葉も大きな心の支えでした。
バンガードは世界的に有名なETFプロバイダーです。

強気相場のリターンは、弱気相場の損失を補って余りある

グレッグ・デイビス氏の言葉や市場に残り続けるメリットについては過去にRIA JAPAN代表の安東隆司が解説していますのでそちらを参照ください。
(記事リンクは本記事下部に掲載します)
こうした情報を知っていたこともあり、細かな値動きでオロオロ慌てたりすることなく、どっしりと構えることができました。
確定拠出年金はこれから長期間の運用になります。
目先の値動きに捕らわれず、ゆったりと自分の資産を育てていきたいと感じました。

(補足)退職金運用などまとまった金額で運用の場合は一括投資を視野に

今私が加入している確定拠出年金や、同じ非課税制度であるつみたてNISAなどでは積み立て投資を活用することも選択肢の一つですが、退職金運用や、一般NISA等にてまとまった金額で運用を始める場合は一括投資を検討してほしいと考えています。
その理由については過去にRIA JAPAN代表の安東隆司が解説していますのでそちらを参照ください。
(記事リンクは本記事下部に掲載します)

本記事内にて登場した記事一覧

投資初心者さんがREITについて解説した記事はこちら
初心者でも不動産に投資できる!REIT(不動産投資信託)って? 投資初心者が知らなかった資産運用
世界的なETFプロバイダー「バンガード」の最高責任者グレッグ・デイビス氏の言葉を引用、解説した記事はこちら
3つのリターン「4.86%」「1.10%」「▼2.43%」あなたはどれを選ぶ?
退職金運用など、まとまった資金を運用する際は一括投資を検討してほしい理由を解説した記事はこちら
つみたて投資よりも  一括投資が実は有利!


※本記事はRIA JAPANおカネ学株式会社20代若手社員が執筆しています。
また、本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券その他の投資商品についての勧誘や、売買の推奨を目的としたものではありません。
本記事は信頼できると判断された情報等を基に作成しておりますが、正確性、完全性を保証するものではありません。
用語等厳密な文章だと分かりにくい文章になってしまう可能性があるため、分かりやすさを優先した表現を心掛けております。

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