年金基金のリバランス?3月末に相場が乱高下するワケ
世界的ETF調査会社のETFGIが2021年10月13日に発表したデータによると、
世界のETF規模は過去最高記録を更新し、9.26兆ドルに達しました。
9.266兆ドルを日本円にすると1,037兆円になります。
データ ETFGI 2021年9月30日時点(2021年10月13日発表)
USDJPY=111.92 三菱リサーチ&コンサルティング(2021/9/30データより)
ETNなどを含めたETP全体では
ETPの規模は9.50兆ドル、1,063兆円です。
ETF本数は8,243本に、約15年で11倍以上に
同データによるとETF本数は8,243本になりました。(2021年9月末時点)
低コストで透明性の高い特徴を持つETF、筆者がウォッチを始めたのは2007年からでした。
その直前である2006年末のデータを見てみると、「ETF本数729本、資産規模は5,790億ドル」です。
約15年後の現在「ETF本数8,243本、資産規模は9.50兆ドル」と比べてみると、本数は約11倍に、資産規模は約16.4倍にも増加しています。
プロが利用する、ETFのメリットとは
なぜETFにこれだけの資産が集まったのでしょうか。
ETFには投資家にとって多数のメリットがあるためです。メリットに関しては、過去コラムの
富裕層やプロ投資家が好む「低コスト」商品ETFとは? 過去10年で5.8倍に
にて、詳細を解説しています(別コラムに移動します)。
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