成果報酬の注意点 運用失敗時、運用者はダメージなく、顧客資産は目減りする 顧客本位を考える【RIA JAPAN】
37兆7986億円。
我々の公的年金を運用する、GPIFの2020年度の黒字幅です。
2020年度は2019年4月から2020年3月までの1年間です。
収益率 25.15%、 運用黒字額は37兆7986億円となりました。
37兆円に貢献したのは外国株式
2020年度の黒字はどの部分だったかを解説します。
・外国株式 20兆6658億円
・国内株式 14兆6989億円
・外国債券 2兆6738億円
これらが収益に寄与しました。
国内債券、2020年度は2398億円の赤字
一方、国内の債券は2398億円の赤字でした。
筆者が長らく著書やTV番組で申し上げてきたことですが、日本の債券に投資しても、得られる収益は限定的で、マイナスになることすらあるのです。
GPIFのGAFA+Mへの投資時価総額は5兆5612億円
GPIFの収益に最大寄与したのは外国株が最大でした。
GPIFが保有する、外国株の最大の銘柄は何だったのでしょうか?
*個別銘柄を推奨するものではありません
1 APPLE INC 1兆5490億円
2 MICROSOFT CORP 1兆4201億円
3 AMAZON.COM INC 1兆620億円
4 ALPHABET INC(CL C + CL A) 9924億円
5 FACEBOOK INC-CLASS A 5374億円
GAFA+M 合計 5兆5612億円 でした
注: Googleの持株会社 アルファベットはクラスAとクラスCを合計
日本の年金だからといって、日本株だけに投資しているわけではなく、外国株に25%投資しているのです。
GPIFの運用について著書『元メガバンク・外資系プライベートバンカーが教える お金を増やすならこの1本』P182でも紹介しています。
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