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コラム

長期運用では86.92%のファンドが目標のS&P500を下回る 2020年9月発表 インデックス運用の有効性【RIA JAPAN】

2020年9月23日

テーマ:所長解説のおカネ学♫

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: iDeCoNISA投資信託

15年間の長期運用で、インデックスを下回るファンドはアメリカでは約87%である事実を知っていますか?

S&P ダウ・ジョーンズインデックス社が2020年9月23日(現地9/22)発表したデータ、SPIVAの内容です。
Percentage of U.S. Equity Funds Outperformed by Benchmarksという、2020年6月30日時点の1年(1y)と15年(15y)のデータを一部紹介します。

・All Large-Cap Funds :S&P 500
 1y 63.17% 15y 86.92% 

世の中には「アクティブ運用」という、インデックスを上回る運用を目指す運用の投資信託(ファンド)があります。

例えば、S&P500という指数(インデックス)をベンチマーク(比較対象)とした場合、そのインデックスを上回る運用を目指す投資信託(ファンド)が、アクティブ運用ということです。

しかし現実には、長期運用でインデックスを上回るファンド(投資信託)は約1割で、約87%はインデックスを下回る運用結果なのです。

データを再び読み解くと
1年間では、S&P500を下回るファンドは63.17%です。しかし、15年間では86.92%が下回っているのです(2020年9月発表、6月末基準)。しかしこれは過去からずっとこのような結果です。

ダイヤモンド・オンラインの安東隆司の著者ページで、過去のデータでもこの事実を紹介しています。
https://diamond.jp/articles/-/229926?page=3

長期間でインデックスを上回るファンドを選ぶことができる確率は低いということです。大きな理由は、コストが高いアクティブファンドが多いことです。

「勧められた」、「テレビCMで良く見る」といった理由で、何となく投資するファンドを選んでいる人は、この事実を知っているのでしょうか? 購入する前に、基準とするベンチマークを長期で上回っているかどうかをチェックしてみてください。

販売者の人は、投資家には知ってほしくない事実なのです。

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