顧客本位の業務運営 自主的KPI金融事業者リスト(金融庁)に掲載 おカネ学株式会社(RIA JAPAN Co.,Ltd)
弊社代表、安東隆司が「顧客本位のサービス」を求めて、
どのように取り組んで来たのかをお話させていただきます。
今回はその3回目です。
残業減少。ボーナス出ないかも?住宅ローン返済できないかも?
リモートワークが進んだ結果、残業代が減ってしまった…。
コロナ禍でとても、ボーナスが期待できない…、
住宅ローンのボーナス返済はこのままでは返せないかも?
販売者は購入意欲をそそる言葉を述べますが、リスクになることを
わざわざ伝えないのです。
「タダより高いものはない」
今、気づいたけれど、もっと前に知っておけばよかった…。
中立な立場の金融経済教育を広範囲に行うことが必要なのです。
リスクを認識していない者のお得情報に踊った結果の後悔
「繰り上げ返済に勝る運用がない」と期間短縮型の
繰り上げ返済を勧めていた書籍、マネー誌やFP、メディアの方々には、
このようなケースもあることを、しっかりと事前に発信して欲しかったと
思っております。(10年以上前の寄稿記事を後ほどご覧ください)
期間短縮したが、子どもの教育費、家電の故障による買い変え、
家族が増えてフルタイムでは働けない…。
期間短縮の繰り上げ返済をした結果、資金が不足し、もっと金利の
高い教育ローンを借りている…。
お得になりましたか?
カードローンやリボ払いに逃げても破綻を早めるだけ
間違っても、その場しのぎでカードローンやリボ払い、消費者金融に
安易に頼るべきではありません。
これらの金利をよく調べてみてください。住宅ローンとは比較に
ならないほど、金利が高いのです。
経済破綻を早め、傷口を広げるだけの結果になることも多いでしょう。
「なんとかなる」 では、何ともならないケースもあるのです。
そして「人生はギャンブルではない」のです。
収支を見直して「リスケ」手続き交渉開始する
返済できない可能性のある人は、延滞する前に金融機関に
相談することをお勧めします。
「リスケジュール(通称 リスケ)」という手続きを金融機関に
認めてもらうように、交渉するのです。
延滞してしまうと、延滞の履歴が残ります、
延滞してから、相談に行くよりは延滞する前に相談された方が、
金融機関側の心証が良いことは容易に想像できるでしょう。
(まだ、余裕があるものの、長くは継続できない場合で、
住宅ローンの借り換えによって金利の引き下げと期間の延長によって
返済額を抑えて返済可能となれば、これは抜本対策に成り得ます。
ただし、厳しい審査もありますし、費用もかかります)
しかし、相談する場合には、相手の時間を奪うことになります。
必要な準備は自分で行い、金融機関に「リスケしても大丈夫」な理由を
プレゼンテーションするのです。
良く準備がされていれば、忙しい金融機関でも取りあってくれるかも
しれません。準備不足なら、審査に一段と時間がかかってしまいます。
自分で手取りの所得、月々の生活費が現在いくらかかっているのかを
エクセル等の表にまとめ、節約できる部分がいくら作れるのかを
把握してください。
現在の支出より、いくら改善するのか。
あきらめなければならない支出も出てくるでしょう。
家族会議でよく話し合ってください。
収入の減少した配偶者を責めることは止めましょう。
そしてローンの返済額を減らして、いくらならば返済できるのかを
自分自身で金融機関に宣言することです。
(弊社では無料の相談は行っておりません。また困窮されている方が
弊社のFP相談料を払う事をお勧めしません)
RIA JAPAN代表の安東隆司はメガバンクで住宅ローンの担当や、
融資の責任者をしていました。
10年以上前に社)企業研究会の機関紙に連載していた内容を
採り上げます。
知っておくと得する、パーソナル・ファイナンス
第2回 知っておいて損のない区分所有や管理についての知識【マンションについて】2009年11月号
不動産業者などのアドバイスを疑わずに、ボーナス返済の割合が多い
ローンを組むことは極めて危険です。
ボーナスが出なくなったなどの理由で、とてもボーナス返済が払えないという事態は回避すべきです。通常返済が年12回で行うところ、ボーナス返済では、たった年2回で返済するために1回あたりの返済額が想定以上に大きく増加してしまう可能性が高いからです。
実際に住宅を購入する時に相談する関係者はどんな人々でしょうか?
不動産会社(マンション分譲業者)、住宅ローンを貸付けする銀行などで
すが、いずれも販売者側です。
都合の悪い情報を、購入検討をしている見込み顧客にわざわざ伝える酔
狂な販売者はまずいないと考えるべきでしょう。
第5回 知っておいて損のない区分所有や管理についての知識【住宅ローンについて】2010年2月号
子供の学費等、ライフプランを計画、考慮することが重要です。住宅ローンの返済が多いために、子供の学費を削らなければならないことも。
ボーナス返済の割合が多いローンを組むことは極めて危険です。
周りは皆、短期に関わる販売者サイドです。短期間で転勤してしまう担当者にあなたの一生のライフプランを任せて大丈夫でしょうか?
住宅ローンが支払えなくなり、自宅を手放して借金だけが残ったという人もいるのです。自分自身で様々な金融に対する知識を知り、自己防衛をすることが必要です。
様々なおカネに対する知識を増やすことで、より良いライフデザインを描く一助になれば幸いです。
→PDFはこちらから
「そんなバカな!」支払っているのに元金が一銭も減っていない 住宅ローンについて
Business Reserch
一般社団法人 企業研究会連載原稿(当時の内容ですので現在とは異なります)
外資系プライベートバンク ディレクター(当時)
Ryuji ANDO All rights reserved.
連載時のデータはこちらから閲覧が可能です。
「そんなバカな!」支払っているのに元金が一銭も減っていない【住宅ローンについて】